禁断の扉3 ページ18
「っつー…」
「Aさん、酒くさっ！」
あの後まさにヤケ酒。
記録はどんどん伸ばされ、ベッドにたどり着くなり泥のように眠り。
「朝のシャワーでマシなったと思ってんけど…」
自分の声ですら痛む頭。
最小限に抑えれば、はいー？！ってその10倍で聞き返され与えられた激痛。
こいつ…容赦無いな。
「これ何杯目や。」
答えられるほどまわってもない頭。
今日何度目かわからないブラックコーヒーを口に含む。
はー。頼むから効いてくれー。
この頭痛から解放されたい。泣
「何でそんな飲み方したんですか？」
あ、まだ引きずってます？って。聞いたソバから納得してるやんけ！
「そんなこと無いし。」
全く説得力のない返しでもとにかくこの話題は終わらせたかった。
傷が開く…
「はい、あ、そうですね。
はい、わかりました。」
業務をこなす後輩のよこで未だ項垂れる先輩。
うー。午後になってもしぶといな。これ。
頼りたくはなかったけど鎮痛剤を投与。
「…てか、何か電話多くない？今日。」
「ホンマそれっすよ！問い合わせばっか！」
切れたと思ったらまたすぐに鳴り出す。
こっちもあっちも。
どこの編集部やねん、これ。
「問い合わせ？何の？」
「いや！てか！先輩もそっち対応して下さいよ！」
答える隙も無く次の電話に対応し出した。
マジかーって。ここにきても業務放棄しようとする私を後輩が隣から小突く。
はいはい…わかりましたよっと。
「…はい。
はい、確かに当社のものですが。
いや、同じようなものはあると思います。
はい。
は？
えっと、誰がですか？
へ？
…はい、確認致しますので。
失礼します。」
受話器を置くんと同時に携帯を探し出す。
待って。
さっきのお客さんが言うてはる、意味？！
どうゆう事？！
そういえば、私昨日は酒に溺れてTwitterも何もチェックしてへんかった。
久々に開くTwitter。
慌ててスクロールを戻す。
その間もあちこちで電話が鳴り響いてる。
いや、わからん。
この目で見るまでは。
確かめるまでは。
スクロールのスピードに合わせて心臓がうるさい。
「…間違い、ありません。」
こちら、当社のもので、、間違いありません。
「マジか…」
日本入りしてたジヨンの左手に
スポンジボブが。
「…私の、スポンジボブ。」
「Aさん！電話！」
放心した私がとった受話器が
禁断の扉を開く事になった。
�爐修舛蕕�Aさん、お願いします。″
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なな - 沙羅さん！！待ってました！！すんごく嬉しすぎます！！ありがとうございます！！泣 (2018年3月11日 18時) (
レス) id: 86a9226816 (このIDを非表示/違反報告)
まいこ(プロフ) - 沙羅さん！お久しぶりです！待ってましたT^T (2018年3月3日 7時) (レス) id: baec6281f0 (このIDを非表示/違反報告)
さちこ(プロフ) - まってましたーー (2018年3月2日 19時) (レス) id: cf9f88f66b (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - ak0929さん» またまたご無沙汰過ぎてすいません泣そして随分前の事ですが体調大丈夫ですか？！そんな中読んでいただきさいてて感動です！またぼちぼちですが良かったらお付き合い下さい！ (2018年3月2日 19時) (レス) id: 55c5cb9466 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - meeegさん» めーーっちゃお久しぶりです！すいません！思い出したように更新する私を許して下さい笑まだジヨンファンでいてはりますかね？笑そのくらいの期間あいてますよね！また良かったら読んでやって下さい！ (2018年3月2日 19時) (レス) id: 55c5cb9466 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙羅
| 作成日時：2016年1月11日 20時
