禁断の扉 ページ16
再会を果たした2人は、何かとぶつかり合う。
ひょんな事から一緒に暮らす事になり、奇妙な同居生活が始まった。
「ならないですよ。」
「…わかってるし。」
絶対ホンマに思ってましたやん！って憎たらしい後輩の顔を掌ではたいといて。
ひょんな事から。
奇妙な。
「夢小説やったらそんな風になんねんけどな〜。」
ほーらってへこたれへん後輩。
けど、夢小説の中のジヨンは基本ドSの俺様キャラやねんけどな。
実際はなんてゆうかリアルにジェントルマンで。
ケラケラ笑うかわい子ちゃんで。
「…ホンマのジヨンはどっちなんやろ。」
「ほら！もうすぐ降りますよ？」
約束の時間は間も無く。
指定された場所に向かいながらそんな事考えれてる私は案外冷静。
いや。まだまだ受け止められてへんのが本音。
だって、今からどこ行くん？
ジヨンに会いに。
はーーー？！やろ。
こんなん今までのノリで
�爐舛腓辰搬圓辰董�
ジヨンとまさかの遭遇。からの今から再会！″
とか呟けるもんちゃうからな。
YG事務所もヤンサの焼き肉もすんちゃんのカフェも。
ジヨンのお気に入りカフェもクラブもダミ姉のお店も。
もしかして。
もしかすると。
会えるかもってチェックしてた場所は全てパス。
やって。そんなもしかしてに期待せんでも。
…会えんねんもん。ジヨンに。
今日の読みは外れた！
明日こそここやろ！
幾度となく切り捨てられてきた淡い期待。
それを乗り越えて手に入れたのは
とんでもない展開やったけど。
もうちょっと間くらいでも良かってんけど。
こんなん気持ちがついていかへん。
リアルにこの先の運、全部使い果たしてもうてるやろ？！って。
更には、恐れてた事。
「ジヨンの…皮膚…あ、肌。
感触、覚えてもうたやん…どうすんねん。」
「もう、その皮膚発言、気持ち悪いんですけど！」
確かに。
我ながら気持ち悪い。苦笑
思ったよりしっかりしてて。そのくせ中から柔らかくて。
「案外、男、、やった。」
ぎゃゃーーーー！！恥ずかし！
何をジヨンを知ってしまった！みたいな発言してんねん！！
けど。これ。
ホンマに戻られへんくなんで。
現実に。
今日会ってしまったら、最後かも。
「じゃーやめときます？」
「やめません。」
目の前のニンジン！スルーしてたまるか！
「お待たせしました。」
個室の扉が開いて
ビクッとしながら振り向くと。
「…あ、1000円く、ん。」
そこにジヨンはいなかった。
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なな - 沙羅さん！！待ってました！！すんごく嬉しすぎます！！ありがとうございます！！泣 (2018年3月11日 18時) (
レス) id: 86a9226816 (このIDを非表示/違反報告)
まいこ(プロフ) - 沙羅さん！お久しぶりです！待ってましたT^T (2018年3月3日 7時) (レス) id: baec6281f0 (このIDを非表示/違反報告)
さちこ(プロフ) - まってましたーー (2018年3月2日 19時) (レス) id: cf9f88f66b (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - ak0929さん» またまたご無沙汰過ぎてすいません泣そして随分前の事ですが体調大丈夫ですか？！そんな中読んでいただきさいてて感動です！またぼちぼちですが良かったらお付き合い下さい！ (2018年3月2日 19時) (レス) id: 55c5cb9466 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - meeegさん» めーーっちゃお久しぶりです！すいません！思い出したように更新する私を許して下さい笑まだジヨンファンでいてはりますかね？笑そのくらいの期間あいてますよね！また良かったら読んでやって下さい！ (2018年3月2日 19時) (レス) id: 55c5cb9466 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙羅
| 作成日時：2016年1月11日 20時
