きっと 付き合いたい 。

俺の話 ページ1

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カタカタ …



YG「 進まねぇな … 」



くそつまんねぇ曲作ってんじゃねぇよ

作業が進まねえ自分に苛立つ

珍しく指先が止まってる



YG「 … 」



コンビニでも、いくか



…






店員「 ありがとうございました 〜 」




一週間分は飯買ったし、当分家を出なくて済む



両手には栄養がない食べ物




「 体に悪いものばっかだね 」

YG「 あ？ 」

「 そんなんだから、瘦せてるんだよ 」

YG「 誰 」

「 誰でもないです 〜 」




そしていつの間にいなくなった

コンビニから出てきた俺に絡んできた

見たことない顔の奴




YG「 … 」



灰色のジャージに包まれた女

なんで俺に声をかけたんだ？




YG「 … ッ ち 」



なんとなく出た舌打ち


家に帰ろ





…




家に帰っても 作業途中のパソコンは

当たり前に何も進んでなくて



ふと見たカレンダー

赤丸が日にちを囲んでいる

今日から二週間後





重い体を椅子に座らせる



YG「 … はじめっか 、 」


また同じ時間が進む







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