自分の気持ち ページ43
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YN「話って?」
「えーっと…」
YN「言いづらいこと?」
静かに俯けば小さなため息が聞こえた
YN「話さないなら俺から話すね」
「はい」
YN「この前の夜公園で会ってたのがジンヒョンに見られたんだ」
「…!!」
YN「大丈夫、ヒョンは誰かに言ったりはしないから」
「…そうですか…」
YN「それでさっきまでジンヒョンと話してたんだ」
「…はい」
YN「もちろん、よく思ってなかったよ。でも、手放せないって言った」
「…」
YN「俺はもうAを離せないんだよ」
好きな人が私に向けた好意
なんども求めた好きの先の行為
だけど今は求められない
「ユンギオッパ…?あの、私…」
YN「ん?」
そんな優しく微笑まないで
言えなくなる
「あの、私…もう…、この関係を終わりにしたいんです。」
自分でも聞こえないくらいの大きさの声でゆっくりと話す
YN「そっか…」
それでもこの静かな空間には十分で
いろんな罪悪感が私を襲う
「私、ナムジュンさんと付き合うことにしました。」
YN「…うん」
「この関係を続けたら私の周りの人たちを傷つけてしまうので…」
「私は今でもあなたを好きです。愛してますよ」
YN「あぁ、俺もだよ。」
「もう、終わりにしませんか?」
YN「こんなに切ないもので終わっちまうのか?」
YN「俺ってもう幸せになれないのか?」
オッパから出てくる言葉は私を離さないためなのかな?
自惚れてるかな?
YN「俺から離れるなよ」
私はどうしたいんだろう
.
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けみ - よかったです! (2019年1月14日 0時) (レス) id: 634fba163f (このIDを非表示/違反報告)
みっちゃん先輩(プロフ) - すいません!教えていただきありがとうございます! (2016年11月23日 15時) (レス) id: 4bcd64730c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みっちゃん先輩 | 作成日時:2016年2月20日 19時