Feather (ページ40)

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別れ-JK ページ40

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JK「俺…！！」

笑い声がシーンとなり注目が俺に向く

JM「ど、どうしたのグク？」

JK「俺、Aが好き」

TH「そんなのみんな知ってるよ」

JK「だから俺と付き合って」

JM「グク？笑」

　「なにを言ってるのグク笑」

って周りの雰囲気は俺をからかっててイラつく

JK「俺ガチだよ」

　「うちもグクのこと好きだし、感謝してるよ」

JK「そういうことじゃなくて昔の関係に戻りたい」

NJ「昔の関係？」

JK「俺ら昔付き合ってたんですよ」

ぐっとAの肩を抱き引き寄せる

　「もう1年も前のことでしょ？」

JK「なぁ、俺のことなんて思ってるの？」

　「大切な人だよ？」

JK「ずるいんだよ、その気もないくせに誤解させるようなことして」

　「え？」

JK「俺はずっとAが好きだった、いなかった時もずっと」

　「…ごめんね…」

JK「俺は謝ってほしいんじゃない、俺の元に戻って欲しいの」

　「…」

JK「…ごめん、お前の態度が答えだよな、前からわかってたよ」

　「…」

JK「すみません、ちょっと外行ってきます」

JM「グク…？」

JK「すぐ戻りますよ」

逃げたかったんだ、お前の前から、現実から、全部から

　「グク」

JK「…ん？」

ﾁｭｯ

　「ありがとう…」

JK「おう」

　「抱きしめて…？」

JK「わがままか、おいで」

これが最後だろ？今までの思いを手に込めたら
お前は折れちゃうんだろうな笑

だから、そっと抱きしめる

　「グク…？」

JK「…ｳﾞｯ…」

　「グク、泣かないで…」

JK「お前もなっ...」

　「グク…」

JK「何回俺の名前呼べば気が済むんだよ...笑」

　「グク、グクグク、グク！！」

JK「ん...？」

　「好きになってくれてありがとう」

Aの満面の笑み、泣き虫な満面の笑み

俺の満面の笑みで返す、俺の弱虫な心が泣く

　「グク…」

JK「あーもう、俺は諦めようと頑張ってんのにそれを無駄にするの？笑」

　「グク…」

JK「もう行くからね」

自分から好きな人を離す

JK「じゃぁな、A」

　「うん…涙」

ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

JK「それじゃぁね」

ｶﾞﾁｬ

JK「…」

とめどなく流れてた涙

男泣きってやつか

大好きだよ、A

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