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寒さの厳しい冬のおわり ページ16

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「誘っていただいてご飯も奢ってもらっちゃってすみません…」

NJ「俺から誘ったんだから笑 それに女の子にお金を出させるなんて…笑」








ナそろそろ帰ろうっと財布を出そうとしたら
もう、払ったよ。なんてさらっといっちゃうナムジュンさんはサンナムジャだと思う…








NJ「Aさんの家ってどこら辺?」

「え、あ…歩いて帰りますよ!」

NJ「夜の女の子ひとりを歩かせるのは心配だから家の前まで送るよ」

 「いや、でもっ!」

NJ「今日、ご馳走したお返しに送らせてくれる?」








いたずらそうに照れ笑いをするナムジュンさん








 「ナムジュンさんって、面白い方ですね。笑」

NJ「そうかな?笑 ありがとうね」

 「じゃぁ、お願いしていいですか?」

NJ「もちろん」









NJ「あ、さっきの話の続き聞いてもいい?」








車を走らせながらお店での話の続きを聞いてきた









 「夢の話ですか?」

NJ「うん、音楽関係の仕事がしたい理由は?」

 「…私、中学から成人するまで親ばっかに頼ってて怒られた時にはもう笑」

 「でも、だからって急に変われる訳もなく日本から韓国に逃げたんですよ。笑」

NJ「…」

 「でも、この前ホソクさんのダンススクール行って楽しい!ってちゃんと思えるんだって。自分にもこういう気持ちがしっかりあるんだなって」

NJ「うん」

 「この歳からの挑戦は難しいけど…高い壁にぶち当たった方がいいかなって」






 「ただ、音楽が好きって気持ちだけじゃダメなんでしょうけど好きなんですよ」

NJ「いいと思うよ。俺はAさんの夢」

 「ありがとうございます…照」







なんだか照れくさくて窓の方を覗くと家が見えてきていた







 「あ!ここでいいです!」

NJ「ここ? うん、わかった」









道のはじに車を止めてドアをさっと開けてくれるナムジュンさんは
いつもの笑顔じゃなくてちょっと真剣な顔









NJ「家の前まで送るよ」

 「い、いやでも、すぐそこですし…」

NJ「一様だよ、一様」

 「わかりました笑 ありがとうございます」


NJ「Aさん、本気で夢に向かってるの?」

 「え? あ、これが最後の夢だと思ってますから…善良をつくしますよ」

NJ「そっか。わかったよ」

 「はい」

NJ「その夢、俺が買ってもいいかな?」

 「え?」

NJ「俺が、Aさんの夢の手伝いをしたい」









私の目をまっすぐ見つめて唇を軽く噛んだ彼






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けみ - よかったです! (2019年1月14日 0時) (レス) id: 634fba163f (このIDを非表示/違反報告)
みっちゃん先輩(プロフ) - すいません!教えていただきありがとうございます! (2016年11月23日 15時) (レス) id: 4bcd64730c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みっちゃん先輩 | 作成日時:2016年2月20日 19時

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