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部屋を出たらブリュレねぇが話しかけてきた
「コヒー！身体は大丈夫かい？
私もあれを食べたときは失神しそうなほ」
「ブリュレねぇ、なんで私が食べた方がいいって言ったの？」
別に私じゃなくても…フランペでも良かったのに…なぜ…
「それは…コヒーが強くなりたいって言ってたじゃない？」
わ、私が？
…ただの勘違いじゃないか？
「私、いつそんなこと言ってた？」
「えぇ、言ってたわよ…確かまだ小さい頃だった気が…」
そんな小さい頃の…信じてるんだ…
「私の顔の傷が痛そうって…私のことを守るって…」
！？
確かに…ブリュレねぇの顔には傷があった…
多分私が生まれる前から…ずっと…
あれは…5歳になる前日ぐらいかなぁ
久しぶりに会ったブリュレねぇの顔を見て
「痛そう」って言ったんじゃなかったっけ…
で、あの時…
「私…ブリュレねぇの騎士になる！」って言って
ブリュレねぇが「なんで？」って言ったら…
「強くなって悪いやつらから守るの！」って…
私…そんなこと言ってたね…
「そ、そうだったね！思いだしたよ…何もかも…
私…みんなを悪いやつから守るのが夢だった！」
今…思いだした
ここはワンピースの世界
そしてシャーロット家は四皇であり…
生まれた私は…イレギュラーな存在
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作者名：きらいな きみえ | 作成日時：2024年3月21日 16時
