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今日はものすごく機嫌が悪い…
なぜなら目の前にーーーー島の◯◯◯◯◯◯王子が…
いるからだよ！？
結婚するからお茶会の時間を設けたとさあ？
愛してもなき身体だけ見る変態王子と結婚したくない！
しかも…カッコよくない…最悪なんだけど…
どうすれば結婚を回避できるの！？
待てよ…ーーーー島の牛乳はそこまで用事できるのか？
生産数がさほど良くなかったはず…なのに
今年から倍以上の量になっていた記憶がある
コヒーは結婚をどう回避すればいいか考えながら
王子とのお茶会を楽しんだふりをした
ーーーーーーーーー
「おや珍しいね、コヒー…何のようだい？」
「ママ、聞いて…
ーーーー島の牛乳の件、怪しいわ！
今年に入ってからあんなに量を生産できるわけない！」
ママなら気づいてくれるはず…！
「なんだい？文句があるのかい！？
ちゃんともうーーーー島の牛乳は納品されてるよ」
えっ…嘘、でしょ
「いいかい、コヒー…
お前は私の最高の娘だと思ってる
いつものお前なら何も言わずにいただろう？」
そうやっていつも言葉だけなのに…
抵抗できず、親の圧によって何もできない子供のよう…
「マ、ママ…ごめんなさい
少し疲れてたみたい…」
もう結婚するしか…ない、のかなぁ
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作者名：きらいな きみえ | 作成日時：2024年3月21日 16時
