26 ページ27
目が覚めるとミロワールドの中にいた
多分…ブリュレねぇが安全のために連れてきたんだろう
どのくらい時間が経ったのだろう
倒れているカタクリにぃと泣いてるブリュレねぇがいる
「ブ、ブリュレねぇ…
麦わらのルフィを追いかけなくていいの？
あと、みんなに知らせてきて」
「で、でも…」
「ブリュレねぇにしかできないことだし…
このまま連れていくわけでもないでしょ」
「わ、分かったわ
カタクリお兄ちゃんをよろしくね、コヒー」
ーﾀｯﾀｯﾀｯー
黙々と応急処置をする
「…コヒー…」
「カタクリお兄ちゃん…お疲れ様…
大丈夫、誰にも言わないから安心してよ」
「…」
「カタクリお兄ちゃん…こういう言葉知ってる？
家族に秘密は無しってね」
「完璧な男じゃなくてさ…
私たちのお兄ちゃんとしていてよ」
「コヒー、お前…」
なんか言いたそうだったけど…
ちょうどブリュレねぇがきたから
カタクリにぃを任せてプリンねぇのところへ行った
ーーーーーーーー
「プリンねぇ…なに泣いてんの
怪我してんじゃん…」
「コヒィー…私、サンジさんのことを…
好きになっちゃったの…」
まぁ、知ってました
「プリンねぇ…後悔しても、もう遅いよ
でもまた会えるかもね」
また会える…
だって世界はこんなにも広いんだから
「プリンねぇもローラねぇみたいに家出すれば」
「！？…前にもこんな話をしたわね
その時初めてコヒーが…
私の目が好きだって言ってたのを忘れてたわ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：きらいな きみえ | 作成日時：2024年3月21日 16時
