るうといっしょ♪♪

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その後散々ブランコ漕いで、公園の中走るるう追っかけて、さすがに疲れたからコンビニでジュース買お？って誘ってやっと帰り道。

近くにコンビニあってくれよ…と願ってたら、あったあった。俺らがお世話になってるとこが。

コーヒーとオレンジジュースと、るうご所望のたまごの蒸しパン買って、店の前で休憩させてもらう。

コーヒー飲み終わって、るうも水分補給出来たから、今度こそタクシー拾うために大通りを目指した。

運良くすぐにやってきたタクシーに乗り込んで自宅近くまでお願いする。

るうは隣に座らせてたんやけど、しばらくしたらグズグズと言い出した。

「たぁく、おひじゃ…」
俺の膝座るって言うから移動させたら、腕に縋ってきた手が温かい。

これは多分眠いんやな。
このまま少し寝てくれたらこの後楽やなぁ…

思い切って靴脱がせて向かい合わせで抱いてやったら、案の定ゴシゴシと胸に顔擦り付けてきた。

背中に手を当てて、るうの呼吸と合わせながらゆっくりと息をする。

こっちまで眠くなるくらいのテンポで背中をトントンしてやると、呆気なくるうが落ちた。

ようやく寝てくれたるうを抱えて、マンション近くで降りる。
いっそマンション前までベタ付けしてもらおうかと迷ってんけど、自宅バレしたら面倒やし。
今のマンション結構気に入ってるから、まだしばらくは引越しすんの嫌やねん。

くったりした身体抱いたまま数分歩いて、鍵解除してエレベーターのボタン押す。

起きてたら軽いもんやけど、寝たら途端に重くなるのなんでなん？
ヨイショと思わず声出して、やっば俺もうオッサンやんて改めて思ってしまった。


るうの靴は玄関にポイと投げて、自分の靴も適当に脱いで家に上がる。

そっとるうの身体ソファに寝かせたら隅に置いてあるブランケットを掛けてやる。
起きへんの確認して、コートも脱がんまんまにラグに寝転がった。

疲れた…

床暖付けて、このまま俺もちょっと昼寝しよ。

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