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ーー




「うっ…」



カーテンからの日差しが眩しくて目を閉じた


快晴って言って良いほどのいい天気


よく弟が言ってる『最高な天気』ってこういうこ

とを言うんだろうなって思う





けど…私はこの天気が大嫌い


憎らしいし…うざい



って私、


いつから こんな性格になっちゃったんだろう


まだ16年くらいしか生きてないのに…




全然、覚えてないや



多分、親も私のこういう頭が弱いところが嫌いな

んだろうな




『出来の悪い子はいらない』




散々言われた言葉



親からの愛情も無い私は


できるだけ家にはいたくないって思う


けど、学校に行ったって友達もいない



だから今日


学校休む予定だ


それで家を出て、適当にブラブラする予定だ



なのに…





「さなぎ、おはよう!!」



「…おはよう」



いきなりノックなしに部屋に入ってきたのは


私の弟である浮所飛貴



朝から声がでかい




飛貴「ほら、学校いくぞ!!」


そう言ってきてハンガーから私の制服をとった


「行かない…」


飛貴「お前さあ、一昨日も行ってないだろ?」


「昨日は行った」


飛貴「言い訳はいいんだよ、早く立てよ!笑」


笑いながら、抱き抱えるように無理無理私を立た

せた


「あんた…学校遅れるよ?」


飛貴「んー、だから早くしてください笑」


「…」


私とは真反対で


あんたは誰からも好かれる明るくてカースト上位


的立場にいるのに、、


なんでそうやって私みたいな根暗な女に構うの?



人がいいって言うよりも…ただの空気読めないやつ

じゃん


けど、飛貴だけがずっと私に寄り添ってくれる


そして


それに私が安心できて、唯一信用しているのも事






バタバタっと制服を着させられ、髪を整えられ


眼鏡をつけられ



飛貴「よし、行くぞ!!」





強く手を引っ張られ



気づいた時には



家から出ていた





「ちょっと…早い!」


飛貴「おい、間に合わねえだろww」



ほんと…強引なやつ

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作者名:ざくろ | 作成日時:2021年2月12日 16時

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