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Youside
朱里｢A！最近元気ないけどどうしたん？｣
｢えっ？そう？｣
友人の朱里が心配そうにそう言った。
朱里はダンス部員だ。
実は、私は朱里が中学生の頃から知っている。
凄い上手くて、私が一方的にリスペクトしてた。
高校に入って朱里から話しかけてくれて、嬉しい半面少し辛かった。
だけど、今ではなんでも語れる大がつくほどの友人になった。
｢今日も部活？｣
朱里｢そうそう！Aは気をつけて帰るんよ！｣
｢ありがとう｣
朱里は颯爽と部活に行った。
帰宅部の私は1人家に帰る。
祥生｢A…今まで元気してたん？｣
突然祥生に話しかけられた。
｢うん｣
祥生｢会えてよかった｣
｢じゃあ、帰るね。部活頑張って｣
祥生｢待って｣
｢なに？｣
祥生｢連絡先交換してくれへん？｣
｢うん｣
ここで断るのもなんか違う気がして仕方なく連絡先を交換した。
祥生｢ありがとう｣
蓮｢A？えっ？A？｣
そこに来たのはまさかの蓮くん。
本当に最悪だ。
蓮｢久しぶり｣
｢お久しぶりです｣
蓮｢この3人も久しぶりやね｣
祥生｢ですね｣
蓮｢Aは部活入らんの？｣
｢はい｣
蓮｢そっか。いつでも待っとるけんね｣
蓮くんはそう言うと祥生と一緒に走って部活に行った。
本当に怪我のこと知らないんだな……
別にそれでいいんだけど。
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作者名：微々 | 作成日時：2021年8月12日 17時
