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全然ドキドキしない壁ドンから解放されたかと思ったら、私の後ろであーだこーだ、ごちゃごちゃうるさい2人。
「契約完了だね。」
「やった〜ご主人様やね!」
「まー最初っから拒否権ないんだけど。」
「Aしぶといもんな笑」
おい、いくらなんでも怒るぞ。
笑いながら手をグーにして2人の方に降り向く。
「あんたたち、さっきから黙ってればねぇ!」
「ま、でもさ、」
「うん、そやな、」
「?なによ。」
そしたら改まって、咳払いをして私の手をとる2人。
「俺らは貴方のこと大切にする、から。」
「そうやで、1番やで、いっちゃん大事な人やで。」
両方の甲に2人からキスを落とされる。
「………ふぁ?」
予想外な答えに変な声が出る。
待って、ちょっと、これは不覚にもキュンとしちゃった。
「なにその声笑」
「Aの鳴き声?笑」
2人から手を握られ、微笑まれる。
こうやって見ると本当に顔だけはいいんだよな、変態だけど、変な人だけど、黙ってれば本当イケメン。
「あ!じゃあキリいいし、あのホテルの続きでもする?」
「………は?」
「いいね笑、Aちゃんあの後逃げたし。」
「あのブロー効いたやんな笑」
謎に笑ってる2人。
前言撤回、どっちも油断ならない、全然可愛くない。
さっきのときめき返せ、手を離せ。
「向 井くん?何言ってるのかな?」
「え、だってあの後、ここ疼いたんちゃうん?」
スーツの上からやわやわとお腹を触られる。
「っ、ちょっと、」
「あと、康 二って呼んで?ご主人様」
「ずる、俺は蓮ね、Aちゃん?」
今度は前から首に手を絡める挑発的な向 井くん。
後ろからは耳にキスの目 黒に、、って今度はオフェンスかい...!
待ってやばい、このままだとまた流される。
服の上から触られるのでも、少なからず身体が反応してるのが、すごい嫌だった。
「ゃ、やめ、!」
pipipipiー。
ナイスなタイミングで鳴った誰かのスマホ、私のではない。
「あーあ呼び出し。」
「いいとこやったのにな〜」
「まっ明日もあるしね。」
2人はもしもし?とスマホに出ながら私を離し、何事もなかったかのように会議室から出て行った。
「〜〜〜っもう、なん、、なんなのよ!!!」
反応してしまった自分が悔しくて叫ぶしかなかった。
2人から身体は正直だからねと、マーキングされたような気がした。
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? - 更新楽しみにしています! (2020年10月24日 15時) (レス) id: 1cfbcf2dea (このIDを非表示/違反報告)
び。(プロフ) - 38さん» ありがとうございます!康二くんのあんまりないんですか……そうなんですね!完結出来るように更新遅いですが頑張ります! (2019年11月30日 22時) (レス) id: 670d1fc2dd (このIDを非表示/違反報告)
38(プロフ) - とても好きです!!o(^_^)o康二くんのこういうの、なかなかなくて、とてもとても嬉しいです!これからも頑張って下さい!応援してます! (2019年11月30日 18時) (レス) id: b63d7b4aac (このIDを非表示/違反報告)
び。(プロフ) - みゆさん» はじめまして♪コメントありがとうございます!更新止まってて……お話頑張ります!めめこじ最高です!(おや?) (2019年11月28日 8時) (レス) id: 670d1fc2dd (このIDを非表示/違反報告)
みゆ - 初めまして!コメント失礼します!このお話凄くいいです♪これからも楽しみにしてます!更新大変だと思いますが頑張ってくださぁーい♪^ ^ (2019年11月21日 18時) (レス) id: f639c8eb51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:びまる | 作成日時:2019年11月20日 23時