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「残ってる部屋案内するな!」
さっきとは違うテンションの高さに、わかりやすい単純さが見えて笑いそうになる。

蓮の部屋かな?と勝手に期待してたら、何故か私が住むであろう部屋(仮)とその他の部屋を紹介されただった。

ルームツアーは呆気なく終了してしまった。




少し不思議そうに康 二くんを見ていたら、
「蓮の部屋は俺もあんまり入れんから」と濁した回答。


「え?そうなの?」

「だから、蓮に許可もろうてな。」

頭をぽんとされて逃げるように1階に降りていく康 二くん、私もその後について行く。


だから2階の案内乗り気じゃなかったのかな。





「あのさ、康 二くんと蓮って幼なじみなの?」

「ん?違うで。」

「え、じゃあどこで知り合ったの?」

「知り合ったんは高校の頃やな〜」

「そんな前からなんだ」

「あ、でも仲良くなったんは俺が20歳頃からやけどな。」

「……そ、そっか。」



意外な答えにますます2人の関係性が分からなくなった。



「なーA明日仕事?」

「いや、休みだよ」

「あーすれ違いや、俺ら仕事やねん」

「あ、そうなんだ、じゃあ悪いから帰」

「ごめんやけど、お泊まりまた今度でええ?」

「…え?!いい、いい!泊まるのとか」

「そんなこと言わないで、今度泊まっててね、俺らも行くし」

「うわ!びっくりした!…ってか重い!」


またも気配がなく、寝ぼけて私の頭に顎をのせる蓮。


「Aちゃんのアパートの合鍵ちょーだいよ」

「…えっ!いや、ないない!ないよ!」

「何焦って、」

「あ、親に渡してるから今ないよ、」

「ふーん。」


私の頭から離れた蓮の視線が痛いけど、目をそらす。


「まぁまぁ引っ越すんやから、それにここの渡せばええやん!」

「あ、確かに」

「え、えー」









2人の家の合鍵が私の手のひらにあるのを眺める。


あの後、明日早いから送ってくわ!の康 二くん声でそのまま住んでるアパートにあっさりと送ってもらった。

まだ眠いのか俺も行くの蓮の言葉はなくて、最後玄関で靴を履いてる時に「これ」と渡されたのがコレ。

この関係を現実にする物を渡されたみたいだった。

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- 更新楽しみにしています! (2020年10月24日 15時) (レス) id: 1cfbcf2dea (このIDを非表示/違反報告)
び。(プロフ) - 38さん» ありがとうございます!康二くんのあんまりないんですか……そうなんですね!完結出来るように更新遅いですが頑張ります! (2019年11月30日 22時) (レス) id: 670d1fc2dd (このIDを非表示/違反報告)
38(プロフ) - とても好きです!!o(^_^)o康二くんのこういうの、なかなかなくて、とてもとても嬉しいです!これからも頑張って下さい!応援してます! (2019年11月30日 18時) (レス) id: b63d7b4aac (このIDを非表示/違反報告)
び。(プロフ) - みゆさん» はじめまして♪コメントありがとうございます!更新止まってて……お話頑張ります!めめこじ最高です!(おや?) (2019年11月28日 8時) (レス) id: 670d1fc2dd (このIDを非表示/違反報告)
みゆ - 初めまして!コメント失礼します!このお話凄くいいです♪これからも楽しみにしてます!更新大変だと思いますが頑張ってくださぁーい♪^ ^ (2019年11月21日 18時) (レス) id: f639c8eb51 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:びまる | 作成日時:2019年11月20日 23時

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