3話 ページ4
マネージャーを始めてから2週間が経った。
仕事に慣れて普通に過ごし、皆が練習してる所を眺めてはミスを教えたり、怪我しているのを手当てしたりを繰り返した
そして、スパイカー達にトスを上げる研磨(呼び捨てにしてって言われた)を見て羨ましいと思う事が増えた。
中学の頃に私もセッターをやってて、大怪我をしたせいでやめた。音駒の皆には何も言ってない、聞かれてないし←
今はみんな部室に集まっている
夜「なぁ、A」
『なんですか、夜久さん』
夜「俺のレシーブどう思う?上手いか?」
『当たり前ですよ、ちゃんとセッターの場所に返せてますし。サーブとかでもよく拾ってるじゃないですか』
夜「そっか、それは良かった!」
黒「なに、夜っくん心配だったんだ?」
ニヤニヤと効果音が付くんじゃないかって思うほど笑ってる黒尾さんをしばく夜久さん
黒尾さんってキモいにやつき方するよね←(失礼)
山「研磨ぁー!」
研「とら、うるさい...」
山「研磨!!彼女作る気ねぇか!?」
そう問う山本さんを無視する研磨。面白いからいいけど←
海「研磨はゲームにしか興味ないからなぁ」
黒「だからゲームから離れろって言ってんのに」
研「余計なお世話...」
灰「夜久さんは彼女作らないんすか?」
夜「作ってる暇ねぇよ、俺はバレーで忙しいんだから」
灰「夜久さん、モテないんですね!!」
笑顔を作るリエーフに一発蹴りをいれる夜久さん
なんか、ああいう発言するとしばかれるってわかってて言えるリエーフに逆に尊敬する
私がまだ喋ってない?
そうだねー、今はスマホいじってるからねー
夢中になりながらも話聞いてるよ。言ってなかったけど、私は地獄耳もってる
でも盗み聞きなんてした事ないからね、多分←
黒「Aは?」
『何がですか?』
灰「彼氏いる??」
人の恋愛関係に首突っ込む気か、お前らは。
まぁ、別に教えても減る事ないからいいケド
『いるよ』
私のその言葉に全員が固まって呆然とする
灰「えっ!!」
夜「ま、マジで?」
犬「本当に!?」
黒「何処のどいつだ?」
『この私が教えると思います〜??知りたいなら自力で頑張ってくださぁい』
挑発的な笑みを向ける
『じゃ、そういう事なんで。お先に失礼デース』
そう言って部室を後にした
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おふ - 親の前でニヤけたじゃないですかどうしてくれるんですか() (2021年11月26日 23時) (レス) @page23 id: e77bb3532f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:V e n u s | 作成日時:2019年4月10日 11時