3 ページ46
ym side
ふにゃふにゃ笑顔でぱくぱく食べる薮ちゃんに、こっちも顔がほころんでしまう。
「涼介、まじで美味い!!」
「ふふっ、良かった。来た甲斐あったね」
「…ありがとな」
ふいにお礼なんて言うから、どきっとしちゃうじゃん…
「…や、薮ちゃん不器用だから!仕方なくだぞ!」
「はいはい。感謝してますよ、涼介さま♪」
「分かればよろしい」
あはは、と二人で笑う。
二人で食べるご飯はこんなに美味しい。
食器も二人で洗った。
ソファーでまったりくつろいでたので、薮ちゃんにもたれかかる。
「…帰りたくないなぁ」
つい出てしまった、本音。
薮ちゃんが、俺の肩を抱きかかえて自分の方に引き寄せてくれた。
「俺も…帰したくない」
「やぶちゃ…」
途中で遮られた。柔らかい感触が唇を覆う。
「ん…っ」
温かい。薮ちゃんの優しいキスに、心が満たされる…。
「…っ、きょ、う、だけ…っ…」
「りょうすけ」
「ここ…に…」
「もう何も言うな」
「んんっ…」
薮ちゃんも同じ気持ち?
俺と…おんなじ事考えてる?
今日だけ…今夜だけ
明日からまたちゃんとおうちで大人しくしてるから
「今夜だけ…ここに…いて…涼介…っ」
返事の代わりに、薮ちゃんの首に腕を回して更にくっついて
ぎゅっと、もうこれ以上くっつけないくらいぴったり身体を重ねあって
恋人の体温を感じあう。
誰にも内緒の、恋人同士の時間。
「あいしてる…涼介」
「…んっ、おれ、も…」
fin.
久しぶりのこのお二人のお話でした。
某動画を観てたら…二人の雰囲気が可愛すぎて、もわっとお話が降りてきました(*^^*) ふふふ。
249人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ましろ(プロフ) - 夏夢さん» 先日の動画での黄緑さんがとっても無邪気で可愛らしかったのでわたしの妄想竹も一気に成長した次第です(≧∇≦)♪ 素直に喜べないツンな青さんも愛しい… これからどんどん濃厚接触しちゃって!! (2020年5月29日 7時) (レス) id: 8371985186 (このIDを非表示/違反報告)
夏夢(プロフ) - あーもう黄緑さん可愛いとしか言いようが(>▽<)再会の恋人たちですもの、何もかも置いてまず濃厚濃密優先ですよね♪ (2020年5月28日 23時) (レス) id: 4652b9a84b (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - shootingstarhapさん» ありがとうございます! 素直に喜べずついついツンになっちゃう青さんが可愛いんですよね〜(≧∀≦) (2020年5月28日 16時) (レス) id: 8371985186 (このIDを非表示/違反報告)
shootingstarhap(プロフ) - だって会いたいから読みました(^^)濃厚接触のとこ、確かに言いそうだなぁって思いました(笑)2人のやり取りがとてもリアルに感じられました(^^) (2020年5月28日 11時) (レス) id: 29c1b2b83b (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - 夏夢さん» そうなんですよ〜♪ あの上達の裏ではいちゃこらお料理教室がきっとあったと思われます(≧∀≦) 久々のご本人さま方の供給で妄想もはかどるってもんです〜♪♪ (2020年5月23日 0時) (レス) id: 8371985186 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ましろ | 作成日時:2020年2月3日 22時