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気づくと、ユートの近くや足元にウサギや鳥、鹿、ネズミといった、たくさんの動物が集まっていてびっくりしたが、そのまま歌い続ける。
視線を遠くにやると、かろうじて見えた木陰に…犬…？ケイの言ってた野犬だろうか。
歌い終えると、後ろから拍手が聞こえた。
「ケイ！」
「ただいま！ふふっ…途中から聴いてた。すごいねコータ、動物たちも夢中にさせる歌声♪」
ユートも大きな拍手をしてくれた。
「ありがとうございます！ 感動しました！！」
何か照れ臭い笑
「ありがと、ユート…あと、みんなも」
そう言って動物たちを見ると、驚いたのかささっと離れてしまう。
いつもケイの周りを飛んでいる蝶が俺のそばに来た。
ケイも遅れて隣に来る。
「みんな…感動したみたいだよ。この子が言ってる」
と、蝶を指す。
「みんなコータさんの歌、素敵だって言ってますよ！」
「嬉しい…てか俺これしか取り柄無いから」
「また歌ってくれますか？」
「もちろん…いつでも歌うよ」
唯一…自分に自信が持てて、仕事にしたいと思ってた…歌う事。
その夢は諦めたけど
こうして、聴いてくれる人(動物も)がいるなら、俺はいくらでも歌う。
その後は小屋の扉を開けて、ケイの伴奏で何曲か歌った。
なんて贅沢な、自然の中でのコンサート。
そんなこんなで今日の作業は終了。
「コータ、ユートと仲良くやれてるようで、良かった」
「たまにいじってくるけどな」
「ははっ。仲良い証拠じゃん」
「でも…びっくりした。歌って欲しいって言われて」
そう言うと、ケイが寄り添ってくる。
「コータの歌は一度聴いちゃうとなぁ〜…俺が一人占めしたかったんだけど」
「ケイ」
「この俺が…一目惚れした声だもん」
「声だけ？」
「ふふ…分かってるくせに」
俺の腰にきゅっと両腕を回して、顔を上げると、唇を突きだして目を閉じた。
「んー」
吸い寄せられるように、その唇を塞ぐ。
「…ぅ…ふ」
舌をはむはむと甘噛みして、ゆっくり離す。
「…最初は声で好きになったけど…その後したキスで…もっと好きになってー…」
「その後は？」
「言わせるー？」
「ふは。じゃ再現しよっか」
「今から？」
「今から」
ふわっと抱き上げ増築した寝室へ向かう。
今日も可愛い俺の天使さまを…思う存分堪能しよう。
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ましろ(プロフ) - 夏夢さん» 先日の動画での黄緑さんがとっても無邪気で可愛らしかったのでわたしの妄想竹も一気に成長した次第です(≧∇≦)♪ 素直に喜べないツンな青さんも愛しい… これからどんどん濃厚接触しちゃって！！ (2020年5月29日 7時) (
レス) id: 8371985186 (このIDを非表示/違反報告)
夏夢(プロフ) - あーもう黄緑さん可愛いとしか言いようが(＞▽＜)再会の恋人たちですもの、何もかも置いてまず濃厚濃密優先ですよね♪ (2020年5月28日 23時) (レス) id: 4652b9a84b (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - shootingstarhapさん» ありがとうございます！ 素直に喜べずついついツンになっちゃう青さんが可愛いんですよね〜(≧∀≦) (2020年5月28日 16時) (レス) id: 8371985186 (このIDを非表示/違反報告)
shootingstarhap(プロフ) - だって会いたいから読みました(^^)濃厚接触のとこ、確かに言いそうだなぁって思いました(笑)２人のやり取りがとてもリアルに感じられました(^^) (2020年5月28日 11時) (レス) id: 29c1b2b83b (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - 夏夢さん» そうなんですよ〜♪ あの上達の裏ではいちゃこらお料理教室がきっとあったと思われます(≧∀≦) 久々のご本人さま方の供給で妄想もはかどるってもんです〜♪♪ (2020年5月23日 0時) (レス) id: 8371985186 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ましろ
| 作成日時：2020年2月3日 22時
