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俺と光はいつも屋上でお弁当を食べている。


『えぇっ?いきなり誘うの?ムリだよ…』

『いのちゃんにはハードル高いか笑。じゃ俺がいのちゃん迎えに行った時に誘っちゃる♪』

『ホント?光誘ってくれる?』

『俺も会ってみたいし。いのちゃんは薮が一緒でもいいんだね?』



他人とご飯食べるのなんて…いつぶりだろ…


でも…


『…うん。薮なら…一緒でも…怖くない…と思う』

『わかった!じゃ昼休みね!』

『ありがと…!光』



教室に戻ると、薮は一人で席に座ってた。


『おかえり』


やっぱり優しく微笑む。


『た、ただいま』

『ね、伊野尾ってお昼はどうしてるの?教室で食べてる?』

『えと…お、屋上で…ともだちと…食べてる』

『友達?』

『幼なじみ…隣のクラスにいて』

『そうなんだ。ね、俺も一緒に行ってもいい?』

『えっ』

『あんま大人数とか俺苦手で。さっきクラスの皆に誘われたけど断ったからさ』

『う、うん。その…幼なじみ一緒でもいいの?』

『もちろん!伊野尾の友達だろ?』


無意識だったんだろう。


『あ、伊野尾笑った。いいね』

『ええっ!!おれっ笑った…?』

『嬉しかったり楽しかったら、笑えばいいじゃん』



目まぐるしい



この数時間で、忘れてた色んな感情が出てきて



授業が始まり、二人でひとつの教科書を見ながら


俺の心臓はトクトクといつもより跳ねていた。


光や家族以外の前で笑ったのなんて…あの日以来だ。




今思えば


この時…俺はもう薮に惹かれてたんだと思う。




光が迎えに来て、3人で屋上でお弁当を食べた。



光と薮はすぐ意気投合して、それからはいつも3人で過ごした。



ずっと忘れてた、友達との楽しい日々。



薮は光と同じくらい優しくて


知り合ったばかりとは思えないくらい、俺は薮に心を許し、あっという間に俺にとって大切な存在になった。




でも、ある日を境に俺はまた不安に苛まれることになる。



いつもの様に、屋上でお昼ご飯を食べていた時、何気なく光が薮に尋ねた。



『そういや薮って、どこから転校してきたの?』

『今回は静岡からだよ』


…"今回"…?


『父さんが転勤族でさ。早いと2年、遅くても3年くらいで転勤になるから、今まで転々としてる』


『え…』


思わず声が出た。

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ましろ(プロフ) - 夏夢さん» 先日の動画での黄緑さんがとっても無邪気で可愛らしかったのでわたしの妄想竹も一気に成長した次第です(≧∇≦)♪ 素直に喜べないツンな青さんも愛しい… これからどんどん濃厚接触しちゃって!! (2020年5月29日 7時) (レス) id: 8371985186 (このIDを非表示/違反報告)
夏夢(プロフ) - あーもう黄緑さん可愛いとしか言いようが(>▽<)再会の恋人たちですもの、何もかも置いてまず濃厚濃密優先ですよね♪ (2020年5月28日 23時) (レス) id: 4652b9a84b (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - shootingstarhapさん» ありがとうございます! 素直に喜べずついついツンになっちゃう青さんが可愛いんですよね〜(≧∀≦) (2020年5月28日 16時) (レス) id: 8371985186 (このIDを非表示/違反報告)
shootingstarhap(プロフ) - だって会いたいから読みました(^^)濃厚接触のとこ、確かに言いそうだなぁって思いました(笑)2人のやり取りがとてもリアルに感じられました(^^) (2020年5月28日 11時) (レス) id: 29c1b2b83b (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - 夏夢さん» そうなんですよ〜♪ あの上達の裏ではいちゃこらお料理教室がきっとあったと思われます(≧∀≦) 久々のご本人さま方の供給で妄想もはかどるってもんです〜♪♪ (2020年5月23日 0時) (レス) id: 8371985186 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ましろ | 作成日時:2020年2月3日 22時

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