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「かっこいいでしょー?ユートが市場行くとめちゃめちゃ売ってくれるから大助かりなんだよね!」
確かに…女性向けの香水や匂い袋をこんなイケメンが売ってたら…そりゃ買うよね笑
「じゃあ…売れたお金でこれ…買ってきてくれる?」
買い物リストなのか、メモを渡すケイ。
「かしこまりました!」
ユートさんは出掛けて行った。
「なるほどねぇ…こうやって必要なものは買ってたんだ」
「先生が遺してくれた財産もまだあるんだけどね。なるべく自給自足してますよ♪」
…でも、ひとつどうしても気になったことが…気になったというか、もやっとしたというか!何というか!
「ユートさん…何であんな美形なの」
「ほぇ?」
「その、ケイは…えと、ユートさんと…は…」
ケイはぽかんとした顔をしてる。
「ま、交わったり…とか…えと…その」
「…ぶはっ!!!」
吹き出した瞬間、ケイ大爆笑←
「な、何でそんな笑うんだよっ!!俺はっ…」
言い終わらないうちに、ふわりと俺に抱きつく。
「コータ…もしかしてユートに妬いたの!?」
「や、妬いてなんか…っ」
「顔赤いよ、コータ…これまでそんな顔しなかったのに」
そういうケイもほんのり頬が染まっている。
「…だって…ユートさんは…人間の姿になれるだろ…俺が見ても…めっちゃかっこいいし…もしかしたらケイと…って…」
しどろもどろに言葉を発していた唇が塞がれた。
「んっ…?」
ケイがはむっと俺の下唇に噛みついたので、はずみで口を開けたらすかさず舌が入ってくる。
「んぅ…ふ…むぅ」
「んん…ふぅ…」
ぐいっと引き寄せたら、更にくっつく唇。
しばらく、ケイに攻められるがまま、舌を絡めあう。
「ふぅっ…」
そっと離すと、銀色の糸がふたりの濡れた唇を繋ぐ。
「…ユートとはそんな関係じゃないよ。あの子は人間に憧れてるんだ。だからたまに人の姿にしてあげてる」
「ケイ」
「あれは、あの子が自分で望んだ姿だよ。買い出しに行くのも、自分から進んで行ってくれてるんだ」
「…そ…なんだ」
「ふふ、でも嫉妬してくれたの…嬉しい」
ケイがにこっと微笑む。
「し、嫉妬じゃ」
「おれがキスしたい、交わりたいって思うのはコータだけだよ…会ったその日に押し倒したから誤解したかもだけど」
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ましろ(プロフ) - 夏夢さん» 先日の動画での黄緑さんがとっても無邪気で可愛らしかったのでわたしの妄想竹も一気に成長した次第です(≧∇≦)♪ 素直に喜べないツンな青さんも愛しい… これからどんどん濃厚接触しちゃって!! (2020年5月29日 7時) (レス) id: 8371985186 (このIDを非表示/違反報告)
夏夢(プロフ) - あーもう黄緑さん可愛いとしか言いようが(>▽<)再会の恋人たちですもの、何もかも置いてまず濃厚濃密優先ですよね♪ (2020年5月28日 23時) (レス) id: 4652b9a84b (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - shootingstarhapさん» ありがとうございます! 素直に喜べずついついツンになっちゃう青さんが可愛いんですよね〜(≧∀≦) (2020年5月28日 16時) (レス) id: 8371985186 (このIDを非表示/違反報告)
shootingstarhap(プロフ) - だって会いたいから読みました(^^)濃厚接触のとこ、確かに言いそうだなぁって思いました(笑)2人のやり取りがとてもリアルに感じられました(^^) (2020年5月28日 11時) (レス) id: 29c1b2b83b (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - 夏夢さん» そうなんですよ〜♪ あの上達の裏ではいちゃこらお料理教室がきっとあったと思われます(≧∀≦) 久々のご本人さま方の供給で妄想もはかどるってもんです〜♪♪ (2020年5月23日 0時) (レス) id: 8371985186 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ましろ | 作成日時:2020年2月3日 22時