これも運命の出逢い 1 ページ5
会社員黄緑さんと大学生青さんパロ
in side
寝坊なんかするんじゃなかった。
この時間の電車、とにかく満員で前にあんな事あってから2本も早い電車で通学してたのに。
ついさっきから、ぴったりくっついてる後ろのオッサン(恐らく)の手が俺の尻をまさぐってる。
ていうか、何で俺なの！？
男なんですけど！？
そう、前にも俺は男なのに痴漢に遭っている。それでとにかく不快で、でも何も言えなくて…
ただ、電車を空いている時間に変えることしか出来なかったのが悔しかった。
もうすぐ駅だ。大学の最寄り駅はまだ先だけど、一旦降りよう。
遅刻しちゃうけどとても授業なんて受ける気分ではない。とにかくこの状況から逃れたい。
と思ってたら尻をまさぐってた手がまさかの前に回ってきた。
「…！？」
いやまじかよ。もう無理。もう無理だってば。
"まもなく◯◯駅に到着いたします。お降りの際は…"
限界だった俺はアナウンスが耳に入ってなかった。
ドアが開く瞬間、俺の下半身をまさぐってた手が突然離れた。
その瞬間、オッサンが思い切り引っ張られる形で電車から降ろされるのが目に入った…と同時に弾みで俺も電車から弾き出されて膝から崩れ落ちてしまった。
オッサンの手首を掴んでたのはスーツ姿の長身の男性だった。
男性はオッサンの耳元で何か囁いた。
するとオッサンは青ざめて鞄を掴み、走って逃げた。
スーツの男性は、まだ膝をついたままの俺に手を差し出した。
さっきの…オッサンに対する冷たい眼差しとはうって変わって
「大丈夫ですか？」
"ふにゃっ"という擬音がぴったり当てはまるような優しい表情に俺は何が起きたかよく飲み込めないまま、
気づいたらその手を取っていた。
俺が固まったままなのを心配してか、その男性は俺を立ち上がらせてくれてからもう一度聞いてくれた。
「大丈夫…？」
男性はその長身でスレンダーな体型にきちんと合った濃紺のスーツに身を包んでいて、暗めの整えられた髪と優しい目元は清潔感に溢れててとてもかっこ良かった。
今思うと…この時俺は見とれてたんだ。この人に。
「だ…いじょうぶ…です…あの…」
なんだか顔が熱くなってきてこれだけ言うのが精一杯だった。
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ましろ(プロフ) - 夏夢さん» 萌えましたか！嬉しいです♪ 青さんは恥ずかしがり屋さんなのでその場で言えないかな〜と、ラストああいう風にしました(^^) (2019年11月1日 22時) (
レス) id: 8371985186 (このIDを非表示/違反報告)
夏夢(プロフ) - ラストに萌え！wぜひともその場所で言ってあげてください！言えるかわかんないけどww←コメ欄で何言っちゃってるかな；失礼しました； (2019年11月1日 21時) (レス) id: 6404b316b5 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - 夏夢さん» レスで送るの忘れました！改めて失礼しますw 何食わぬ顔して青さんにベタ惚れな帝王様♪ にやけて頂けて嬉しいです！ 水色さんに寄っちゃうのすごく解りますよww (2019年9月27日 22時) (レス) id: 8371985186 (このIDを非表示/違反報告)
夏夢(プロフ) - 帝王さまベタぼれですね♪この後を想像してにやけてしまいましたwww可愛いさが増してく伸び始めも好きです(///∇///)(あっ、水色さん寄りに汗) (2019年9月27日 21時) (レス) id: 6404b316b5 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - 夏夢さん» お返事遅くなりました！ありがとうございます！黄緑さんの銀髪一瞬でしたね…でもホント素敵でした(> <)冬くんと並んだら私きっと倒れます笑 (2019年7月15日 23時) (レス) id: 43f497f4b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ましろ
| 作成日時：2019年6月15日 21時
