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高校入学後は、やっぱり薮の側に居たくてまた生徒会に入った。
俺が入学した時、例の"ルール"が既に出来ていて驚いたけど、薮に好きな人ができれば別だが、逆にむやみやたらに薮に告白する奴もいないんだ…という変な安心感はあった。
そして、当の本人はそんな"ルール"が存在してる事には気づいてなくて。
今は特に好きな人は居ないようだけど、とりあえず生徒会というコネを駆使して薮の側をキープする毎日←
そんなところに…この話。
「で…薮は何て…？」
「そこまでは分かんないんだけど…とりあえず告白した女子は3年のお姉さま方に連行されたとか」
ひぇぇ！！怖ーーー！！！！
知らなかったとは言え、学園の王子に恋しちゃってすぐ行動に移すのはある意味うらやましい笑
まぁ結果これだけども。
「いのちゃん…どうするの」
大ちゃんは、俺の薮への気持ちは知ってる。
「どうするって…？」
「ルールなんてあってないようなものだよ。これからもこういう人きっと出てくるよ？」
そんなの…分かってる…けど…
「おれ、薮ちゃんは絶対いのちゃんの事好きだと思うけどなぁ」
「"友達として"ね。それは俺も分かってるから」
分かってるよ大ちゃん。
俺が…臆病なだけなんだ。
この、薮の側を独占できてる状態が壊れてしまうのではないか…っていうのが怖くて動けないだけ。
…だめだなぁ…俺。
悶々としながら授業を受け、放課後になった。
今日は生徒会がある日。
「じゃね、いのちゃん！」
「うん、また明日ね」
バスケのスポーツ推薦で入学した大ちゃんは部活へ向かった。
足早に生徒会室へ向かう。
入口に着いたら、中に薮が居るのが窓から見えた。
他のメンバーはまだ来てないようだ。
「…失礼しまーっす…」
カララと扉を引いたら、薮がこっちを見てふにゃっと微笑んでくれた。
俺の大好きな笑顔。
「よっ、早いな伊野尾」
「薮こそ…早いね」
「最後自習でさ。資料まとめてた」
「手伝うよ」
「さんきゅ。じゃこれ1部ずつ留めてくれる？」
隣の机で作業を始めると、無意識に薮の横顔を見ていた。
睫毛長いなぁ…横顔も綺麗…
「伊野尾？」
「ふぇっ！？」
「俺の顔何か付いてる…？ずっと見てるけど」
見とれてたようです笑
「う、ううん！なにも付いてない…よ…」
「そっか」
「…ねぇ薮」
「ん？」
「…今日…さ、告白…されたの…？」
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ましろ(プロフ) - 夏夢さん» 萌えましたか！嬉しいです♪ 青さんは恥ずかしがり屋さんなのでその場で言えないかな〜と、ラストああいう風にしました(^^) (2019年11月1日 22時) (
レス) id: 8371985186 (このIDを非表示/違反報告)
夏夢(プロフ) - ラストに萌え！wぜひともその場所で言ってあげてください！言えるかわかんないけどww←コメ欄で何言っちゃってるかな；失礼しました； (2019年11月1日 21時) (レス) id: 6404b316b5 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - 夏夢さん» レスで送るの忘れました！改めて失礼しますw 何食わぬ顔して青さんにベタ惚れな帝王様♪ にやけて頂けて嬉しいです！ 水色さんに寄っちゃうのすごく解りますよww (2019年9月27日 22時) (レス) id: 8371985186 (このIDを非表示/違反報告)
夏夢(プロフ) - 帝王さまベタぼれですね♪この後を想像してにやけてしまいましたwww可愛いさが増してく伸び始めも好きです(///∇///)(あっ、水色さん寄りに汗) (2019年9月27日 21時) (レス) id: 6404b316b5 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - 夏夢さん» お返事遅くなりました！ありがとうございます！黄緑さんの銀髪一瞬でしたね…でもホント素敵でした(> <)冬くんと並んだら私きっと倒れます笑 (2019年7月15日 23時) (レス) id: 43f497f4b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ましろ
| 作成日時：2019年6月15日 21時
