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『何してた?』

電話の向こうから、ずっと聞きたかった薮の声がする。


「…ぼーっとしてた…」

『…疲れた?』

「…疲れてはいない…けど…」

『けど…?』


声を聞いちゃったら…もうダメだ。


「薮…いないし」


『…えっ…』


「…あっ!違うんだ!えと…マンゴープリンあったんだね…一緒に食べようね…」

『伊野尾』

「明日何時に着くの? うち来れる?
それとも俺が薮ん家行こうか!」


『伊野尾』


「…なに…」

やばい。声が震えてきた…



『好きだよ』


えっ…


『必ず行くから。お前のとこに。』


「…やぶ…っ…」

目頭が熱くなって、鼻の奥がツンとする。


『あと1日…待ってて。20時頃着く便の予定だから』


「やぶぅ…おれ…っ…ひっく…」


『泣くなよ…俺だって寂しいんだから…』


「やぶ…も…?」


『当たり前だろ…?』


「おれ…っ…こんな…たった3日…なのに…ひっ…く…なん…で…こんな…」


『ほらほら。目が腫れちゃうから…泣くなよ。明日の今頃はもう会えてるぞ?』


「…ん…」


こんな泣いちゃうなんて、自分でも驚きだ…


でも、会いに来てくれるって。
必ず来てくれるって。
薮も寂しかったって。


「やぶ…大好き…」

『俺も大好きだよ。明日…仕事、頑張れる?』

「ふふ…大丈夫」

『やっと笑ったな』


頬が熱くなる。

「薮…ありがと…ごめん。泣いたりして…」

『俺に会えなくて泣いたんだろ? そんなに愛されてるんだなーって解って逆に嬉しいよ俺は』

「そ、それは…っ」

『ん?』


そうだよ…ちょっと会えないだけでこんな風になっちゃうくらい好きなんだから


「薮、ありがと…電話」

『俺も、声聞けて良かったよ。じゃ、明日な。』

「うん、明日ね。おやすみ…」

『おやすみ』


泣いたせいか、少しスッキリしてる。



明日…薮が帰ってくる。

仕事は夕方終わるから
すぐに帰ってご飯用意しておこう。
薮が来たらすぐに食べれるように。


あ…でもその前に


帰ったらまずぎゅっと抱きしめてもらって、薮の匂いに包まれながらいっぱいキスしてもらうんだ。

3→←サプライズ 1



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ましろ(プロフ) - 夏夢さん» 萌えましたか!嬉しいです♪ 青さんは恥ずかしがり屋さんなのでその場で言えないかな〜と、ラストああいう風にしました(^^) (2019年11月1日 22時) (レス) id: 8371985186 (このIDを非表示/違反報告)
夏夢(プロフ) - ラストに萌え!wぜひともその場所で言ってあげてください!言えるかわかんないけどww←コメ欄で何言っちゃってるかな;失礼しました; (2019年11月1日 21時) (レス) id: 6404b316b5 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - 夏夢さん» レスで送るの忘れました!改めて失礼しますw 何食わぬ顔して青さんにベタ惚れな帝王様♪ にやけて頂けて嬉しいです! 水色さんに寄っちゃうのすごく解りますよww (2019年9月27日 22時) (レス) id: 8371985186 (このIDを非表示/違反報告)
夏夢(プロフ) - 帝王さまベタぼれですね♪この後を想像してにやけてしまいましたwww可愛いさが増してく伸び始めも好きです(///∇///)(あっ、水色さん寄りに汗) (2019年9月27日 21時) (レス) id: 6404b316b5 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - 夏夢さん» お返事遅くなりました!ありがとうございます!黄緑さんの銀髪一瞬でしたね…でもホント素敵でした(> <)冬くんと並んだら私きっと倒れます笑 (2019年7月15日 23時) (レス) id: 43f497f4b5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ましろ | 作成日時:2019年6月15日 21時

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