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宏太と二人でスーパーに行く日が来ようとは。



「あっこれ美味そう!買っていい?」

「ダメ!それなら作れるから!! 食費は基本節約だからな!」

「この野菜使うよね?」

「それは…これ見て?こっちのが安いだろ?」


「ホントだ…慧すごいなぁ…いい奥さんになれるわ」


何を言ってんだ笑


しばらく宏太に買い物行かせるのは禁止だな。同じ食材でも高いの買ってきそうだ笑





とりあえず料理初心者の宏太に教える1品目はカレーライス。
野菜の切り方、炒める、煮る全て学べてしかも簡単。


しっかり煮込みたいから、帰って早速取りかかる。

俺のエプロンを着けた宏太を見た瞬間どきっとしたのは…秘密。


今度の部屋はキッチンが広めなので、二人並んでスタート。

まずじゃがいもの皮むきから。ピーラーを持たせ、やり方を教えたら黙々とむいてる。よしよし。


ふと、少し高い位置にある宏太の顔を見上げたら、真剣な表情をしててつい見とれてしまっていた。


「…慧」

「ほぇ?」

急に呼ばれて変な声が出てしまった。


「…そんな見つめられると…」

「えっ」


宏太の顔が近づいてきた。


ちゅっ、と音をたてて俺の唇に吸い付いた。


「……っ!!」

はい、真っ赤です。


「キスしたくなっちゃうから」


「…だって…」

ああもう。顔が熱い。


「だって?」


「…かっこ良かったから…」


宏太がキョトンとする。

「…じゃがいもむいてる俺が?」

「…じゃがいもむいてる宏太が」


ふふっ、と二人目を合わせて笑う。


「ねぇ宏太」

「ん?」

「…もっかい…しよ…キス」


ふにゃっと笑って

「んじゃ舌出して」

「べぇー」

「ムードねぇなあ笑」


俺の出した舌にかぶり付き、ゆっくり絡める。

「…んぅっ…んん…」

「ん…ふぅ…」

いつの間にか向かい合い、宏太の首に腕を回す。

そうしたら、ぎゅっと抱きしめてくれる。
ぴったりとくっつく身体。


深くて優しくて…でも少し激しいキス。


「…こうたぁ…もっと……んぅ…」



お料理教室は…一時中断。

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ましろ(プロフ) - yokuさん» yokuさんありがとうございます!これからもキュンポイントどんどん出して行きますね(^^)v (2019年6月26日 0時) (レス) id: 43f497f4b5 (このIDを非表示/違反報告)
yoku(プロフ) - この2人の日常、キュンポイント億あります(*ノωノ)更新楽しみにしています! (2019年6月25日 23時) (レス) id: d95cf3f703 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - 夏夢さん» 夏夢さんはじめまして!いつもお話楽しく読ませて頂いてます(^^) 読んでくださってとても嬉しいです!ありがとうございます!! (2019年6月25日 23時) (レス) id: 43f497f4b5 (このIDを非表示/違反報告)
夏夢(プロフ) - はじめまして。黄緑さんが年下!可愛い過ぎて転がりました(><)二人の日々、楽しみに待っています♪ (2019年6月25日 22時) (レス) id: 6404b316b5 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - いわしさん» いわしさん、コメントありがとうございます!嬉しいです!これからも頑張ります(^_^)b (2019年6月20日 22時) (レス) id: 43f497f4b5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ましろ | 作成日時:2019年6月15日 22時

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