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yb side
慧のリクエストの和食屋さんは、少し混んでいたがすぐ席に通してくれた。
「あー、びっくりしたなぁ…」
「俺のがびっくりしたよ!慧がナンパされてる!ってさぁ」
慧を見ると、何か元気ない。
「…ねぇ宏太…俺って…女っぽい…?」
え?
「…女の子に間違われたから…?」
「絶対あいつ勘違いしてたよ。OLとか言ってたし」
…まぁ…25歳にしてこの可愛すぎる見た目だもんなぁ…
って言ったら怒られるから言わないけど。
「慧はどっちかと言うと女顔だからなぁ…でも、性格は男らしいから大丈夫!」
「そぉ?」
「そぉ!またヘンな奴が勘違いしてナンパしてきても俺が駆除するから」
ぶふっ、と慧が吹き出す。
「く…駆除って笑 害虫みたい」
料理が運ばれてきた。俺は和風ハンバーグ、慧は鯖の煮付けのランチ。
「宏太のハンバーグ美味しそう!」
「一口食べる?」
「食べたい!」
少し機嫌直ったかな。
「美味しい♪ 宏太にも俺の魚一口あげる!」
「ありがと!」
美味しいご飯に、二人とも大満足。
スーパーで買い物をして帰宅。
冷蔵庫に、食材をしまいながら、慧が
「…宏太…ホントありがと…」
「ん?」
「宏太が来てくれて…ホント嬉しかったんだ」
「…慧…」
少し頬を染めて微笑む。
…慧…俺のこと頼ってくれた…?
「"勝手に触んないでもらえます?"って言った宏太…めちゃめちゃかっこ良かったなぁ…」
「けほっ!!」
びっくりしてむせた笑
ちょ…そんな恥ずかしげもなく言わないでよ…照れる…
「…あれ?宏太顔赤い」
「慧のせいだろ!恥ずかしいわっ!!」
「かーわいっ!!」
「わぁっ!?」
慧がタックルするように抱きついて来たので、慌てて受け止める。
「…慧こそ顔真っ赤だぞ…?」
「だって宏太がかっこ良かったから!」
だからそーゆう事を何でこの人は恥ずかしげもなく言えるんだ…
「ね、今度俺宏太がフットサルやるとこ見に行きたいんだけど!行っていい?」
「だーめ」
「えぇ!?なん……んんっ…」
優しく唇を重ね合わせた。慧の下唇をかぷっと噛むと口が少し開いたので、すっと舌を滑りこませて、ゆっくり絡める。
「…ふぅ…んっ…んぅ…」
真っ赤な顔して、必死に俺についてくる。
こんな…魅力的すぎる恋人、誰にも見せてやるもんか。
俺のことを『かっこいい』って言ってくれる、俺だけの恋人を。
fin.
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ましろ(プロフ) - yokuさん» yokuさんありがとうございます!これからもキュンポイントどんどん出して行きますね(^^)v (2019年6月26日 0時) (レス) id: 43f497f4b5 (このIDを非表示/違反報告)
yoku(プロフ) - この2人の日常、キュンポイント億あります(*ノωノ)更新楽しみにしています! (2019年6月25日 23時) (レス) id: d95cf3f703 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - 夏夢さん» 夏夢さんはじめまして!いつもお話楽しく読ませて頂いてます(^^) 読んでくださってとても嬉しいです!ありがとうございます!! (2019年6月25日 23時) (レス) id: 43f497f4b5 (このIDを非表示/違反報告)
夏夢(プロフ) - はじめまして。黄緑さんが年下!可愛い過ぎて転がりました(><)二人の日々、楽しみに待っています♪ (2019年6月25日 22時) (レス) id: 6404b316b5 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - いわしさん» いわしさん、コメントありがとうございます!嬉しいです!これからも頑張ります(^_^)b (2019年6月20日 22時) (レス) id: 43f497f4b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ましろ | 作成日時:2019年6月15日 22時