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in side
「…うん…?」
ここどこだ?…うちのベッドか…
…うちのベッド…?
「ええ!?」
がばっと飛び起きたら、頭に鈍痛が走る。
「…ってぇ…!」
え?俺居酒屋にいたはずなんだけど、いつ帰って来た!?
着替えもしてるし、お風呂も…入ったぽい。え?ええ??
寝室のドアが開いて、宏太が入ってきた。
「おはよ、慧」
「…おはよ…宏太」
「気分はどう?二日酔いなってない?」
「頭痛い…ねぇ俺どうやって帰って来た…?」
宏太がキョトンとする
「…覚えてないの…?」
「居酒屋で眠たくなったとこまでは覚えてる」
「高木さんから連絡きて俺が迎えに行って」
「ええ?」
「おんぶしてたら背中で泣き出して」
「えええっ!?」
「俺がいとこと歩いてたの誤解してたからそれは解決したよ」
「いとこっ!!??」
「で、一人でお風呂入れないって泣くから一緒に入って…」
わーーー!!!!
「も、もういい!やめてぇ!!」
なにその醜態のフルコース!!
居酒屋で酔っぱらって寝て泣いて…?
もうやだ!!!
「…死にたい…」
「勝手に死ぬなよ笑
慧、もう俺の居ないとこでのお酒禁止な!」
「ほぇ…」
「あんな可愛すぎる姿、ぜっったい他の奴にはみせられない!!」
は?可愛いってなに
めっちゃ力いっぱい言ったな?
にしても…
「…宏太…呆れただろ…?俺年上なのにこんな情けない…」
宏太を見たら、俺の大好きなふにゃっとした笑顔を見せて
「…驚いたけど…慧が俺のこと大好きなんだなって事が分かったし、俺しかあの可愛い駄々っ子慧くん見てないから、問題なし♪」
「駄々っ子!?なにそれっ!!」
「酔っぱらった慧だよ。やばかったなぁ…」
えー!??
「あー…早く俺も二十歳になりたいなぁ。一緒にお酒飲めるようになって昨夜の慧また見たいなぁ」
「またそーやってバカにするっ!!」
「バカにしてないよぉ。更に惚れ直したって話」
「…酔っぱらって泣いて駄々っ子な、25歳とは思えない醜態さらしたのに?」
ベッドに腰かけてた俺の前にしゃがんで、髪をすいてくれる。
「いつも頼りにしてるけど、年上っぽくない慧も俺としては大歓迎。たまには迷惑かけてよ」
…恥ずかしくて死にそうだけど
それでも好きって言ってくれる宏太に、俺も惚れ直したのでした。
…お酒は…ほどほどに笑
fin.
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ましろ(プロフ) - yokuさん» yokuさんありがとうございます!これからもキュンポイントどんどん出して行きますね(^^)v (2019年6月26日 0時) (レス) id: 43f497f4b5 (このIDを非表示/違反報告)
yoku(プロフ) - この2人の日常、キュンポイント億あります(*ノωノ)更新楽しみにしています! (2019年6月25日 23時) (レス) id: d95cf3f703 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - 夏夢さん» 夏夢さんはじめまして!いつもお話楽しく読ませて頂いてます(^^) 読んでくださってとても嬉しいです!ありがとうございます!! (2019年6月25日 23時) (レス) id: 43f497f4b5 (このIDを非表示/違反報告)
夏夢(プロフ) - はじめまして。黄緑さんが年下!可愛い過ぎて転がりました(><)二人の日々、楽しみに待っています♪ (2019年6月25日 22時) (レス) id: 6404b316b5 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - いわしさん» いわしさん、コメントありがとうございます!嬉しいです!これからも頑張ります(^_^)b (2019年6月20日 22時) (レス) id: 43f497f4b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ましろ | 作成日時:2019年6月15日 22時