３４話・Ｂ対千葉 ページ36
試合はどんどん進んでいき、あっという間に最後の試合になった
要するに俺の番だ
対戦相手はやっぱりBチームの轟と障子
「さて、それじゃあ選んでくれ千葉少年!ヒーローか敵か!」
「敵でお願いします」
「即決!」
「しかも敵か!以外だな」
そりゃまあ、勝てる方を選ぶだろ
名目上のヒーロー敵は関係ない
「ならば千葉少年、上に行ってセッティングを行ってくれ!轟少年、障子少年は合図があるまで外で待機だ!」
「分かりました」
「千葉!2対1だけどがんばれよ‼」
切島応援ありがとう
でもまだ轟も障子もここにいるから
あんまり大きな声で言わない方がいいと思うぞ
ビルの中に入り、核のハリボテを動かしながら考える
轟のあの氷結は防ぎようがない
ヒーローとして攻めれば最初の範囲攻撃はこないだろうが···
その後の接近が厳しい
1戦目を見る限り、障子は索敵能力に優れている
不意討ちが不可能なら近接で俺に勝ち目はない
なら敵になるしかないだろう
アレを受けた後にどうやって動けばいいかが勝敗に直結してくる
俺の個性とスキルを最大限に使って勝とう
それに今の俺は敵だから···
少しくらい、ズルをしたっていいだろう？
轟side
たぶん千葉は頭がいい
俺の氷結を見ていたのに、あいつは敵を迷わず選んだ
障子の索敵のことを考慮していたからだろう
てことは、あいつには何か策があるわけで
「轟、悪いが最初の範囲攻撃はなしにしてくれ。千葉も考えて敵を選んだんだろう。なら、俺も動けた方がいい」
「わかった」
障子も同じ考えだったらしい
まあ2対1の時点でこっちの勝ちはほぼ確実
ミスをしないように気をつければいい
軽い打ち合わせを終えた後、すぐにオールマイトから合図がきた
『5分経った。いつでもスタートしていいぞ二人とも‼』
「···いくか」
「ああ」
千葉の策はどんなものなのか
見ものだな
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printemps(プランタン)(プロフ) - 大丈夫ですよ！もち、待ちますとも！早うその問題が解決する様願っています。 (2020年5月7日 6時) (
レス) id: a86d5a1323 (このIDを非表示/違反報告)
鳴(プロフ) - 一年でも何年でも待ってます。問題が早く解決するといいですね。 (2020年5月7日 3時) (レス) id: 54dc058908 (このIDを非表示/違反報告)
神崎さん(プロフ) - とても素敵な作品で何度も繰り返し読ませていただいております。続きが楽しみな気持ちもありますがまずはヴァニタス様のリアルでの生活が何よりも大事だと思っているので気長にここでお待ちしてます。お体に気をつけて。いつまでも待ってます。 (2020年5月7日 2時) (レス) id: a37a3c8e5d (このIDを非表示/違反報告)
ヴァニタス - 文ストのポオ君推しさん» コメントありがとうございます！返信遅くなってすみません。文章褒めてもらえるとすごくうれしいです！ (2020年5月7日 0時) (レス) id: d17f0b1875 (このIDを非表示/違反報告)
文ストのポオ君推し(プロフ) - 千葉君視点の小説…悪くない。てか、文章がすごく読みやすいです。 (2020年5月5日 0時) (レス) id: 184bdcfa18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヴァニタス | 作成日時：2019年9月16日 2時
