３８話・WIN ページ40
『····敵チーム、WIーーーN‼』
オールマイトの声が響き渡る
俺の目の前には確保テープで巻かれた姿の障子と轟
勝った、な
安堵から詰めていた息を吐く
さすがに少し緊張していた
この後どうすればと周りを見回すと、フワッと風圧を感じる
「千葉少年、見事な勝利だったよ。お疲れさま!で、轟少年と障子少年は今どういう状態だい？」
「即効性の高い麻酔弾で眠っているだけです。持続性はないのですぐに目を覚まします」
「ＯＫ、保健室に連れて行く必要は無さそうだな。ならモニタールームで講評だ。千葉少年も急いで来なよ!」
···二人を担いで一瞬で消えたぞあの人
障子けっこうデカイのに
No.1は伊達じゃないな
階段を駆け下りてモニタールームに入ると、轟と障子は起きていた
そして、メチャクチャに話しかけられた
「なあ途中からお前どこにいたんだよ!」
「瞬間移動とかできんの？轟みたいなハイブリッド？」
「よく屋上思いついたねぇ〜‼」
「皆静かにしたまえ‼今は講評の時間だ!」
飯田の一声でおしゃべりが止む
スゴく助かったありがとう
「さて、じゃあ千葉少年の勝因と轟少年、障子少年の敗因を話し合ってみようかな!分かる人⁉」
「はいオールマイト先生
まずヒーロー組の敗因ですが、最後の突進が不要意過ぎたこと
轟さんが氷壁を作ってはいましたが、もっとしっかり障子さんの索敵で状況を探るべきでした
敵、千葉さんの勝因はあの罠です。障子さんの索敵能力を著しく落とし、早く屋上に向かわなければという精神的圧迫を与えていました」
なんかすごい褒めてもらった
でも精神的圧迫ってとこまでは考えてなかった
チームでの戦闘訓練とかあったら組んで欲しいな八百万
頼りになりそうだ
たしか俺達の試合が最後だったよな
これで終わりかと一息つく
ヒーロー基礎学、初めてなのにハードだったな
「···少し待ってくれないか。俺は、俺の索敵能力が完璧だと言う気はない。だが、あのときは本当になんの音もしなかった。教えくれ千葉、どうやったんだ？」
今聞くのか、それを
授業終わった後でもいいだろ
だけど皆は確かになんて言いながらこっちを見てきた
···別に特別なことはなにもしていない
気配を消す訓練をすれば皆できるようになることだ
なにを言えばいいんだ？
···ああ、強いて言うなら
「頑張った···？」
｢｢｢ウソつけぇ‼｣｣｣
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printemps(プランタン)(プロフ) - 大丈夫ですよ！もち、待ちますとも！早うその問題が解決する様願っています。 (2020年5月7日 6時) (
レス) id: a86d5a1323 (このIDを非表示/違反報告)
鳴(プロフ) - 一年でも何年でも待ってます。問題が早く解決するといいですね。 (2020年5月7日 3時) (レス) id: 54dc058908 (このIDを非表示/違反報告)
神崎さん(プロフ) - とても素敵な作品で何度も繰り返し読ませていただいております。続きが楽しみな気持ちもありますがまずはヴァニタス様のリアルでの生活が何よりも大事だと思っているので気長にここでお待ちしてます。お体に気をつけて。いつまでも待ってます。 (2020年5月7日 2時) (レス) id: a37a3c8e5d (このIDを非表示/違反報告)
ヴァニタス - 文ストのポオ君推しさん» コメントありがとうございます！返信遅くなってすみません。文章褒めてもらえるとすごくうれしいです！ (2020年5月7日 0時) (レス) id: d17f0b1875 (このIDを非表示/違反報告)
文ストのポオ君推し(プロフ) - 千葉君視点の小説…悪くない。てか、文章がすごく読みやすいです。 (2020年5月5日 0時) (レス) id: 184bdcfa18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヴァニタス | 作成日時：2019年9月16日 2時
