轟家の双子の妹

次の日-壱- ページ35

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霧side


in雄英1-A

残念な事に敦くんと鏡花ちゃんとはクラスが別になってしまった。
何でも、
太「霧ちゃんは強いから一人で宜しくね」
だそう。はぁ全く持って残念極まり無い。
すると

相「済まないが、お前らはここで一旦待っててくれ、呼んだら入ってこい。」

相澤さんがそう私達に言う。
いや、ここからは相澤先生か。


ガラガラガラッ


相「お前ら急だが、今日転校してきた奴を紹介する。それと新しい先生もだ。」

全「「何か学校アルアルキター!!」」

相「お前ら煩いぞ。」

全『『ﾋﾟｼｯ』』

仲良いね君達。
私びっくりだよ。

相「入って来い。」

さぁて、アイツはどんな反応をするだろう？

轟「!!」


ガタッ


轟「何でお前が…!!」

相「轟、お前知り合いなのか？」

轟「知り合いも何も、」

「私の実の家族であり、双子の兄だからね。」

全「「えぇぇぇ!!」」

轟「お前今までどこで何してたんだ。」

全「「えっ…」」

相「おい、こどう言う事だ。」

「貴方達はまだ、知らなくて良い。」

轟「てめぇ…!!」

太「はーい、霧ちゃんそこまでだよ？」

「太宰さっ、先生。」

危なかった。さん付けで呼ぶ所だった。

太「まずは自己紹介からしよね？」

「…初めまして。轟霧です。今の現状見たら分かると思いますが轟焦凍の双子の妹です。が、今は雩狼と言う苗字なので雩狼と気軽に呼んで下さい。自己紹介は以上です。」

全「「短っ!!」」

太「じゃぁ次は私だね。これから国語の担当をする太宰、太宰治だよ。宜しくね。」

麗「太宰先生イケメンやね!!」

太「うふふ。ありがとうね？」

相「一時間目はこいつらの質問タイムにでもする。俺は寝る。以上だ。」

「相澤先生、私の席は？」

相 「ン、お前の席は窓際の一番端だ。以上」

すると相澤先生はそそくさと寝袋に入ってしまった。
てか、何で寝袋持ってるの？

太「先生があんなんでいいのかね。」

全くだ。

太「あっ!!私は二組にも自己紹介しなきゃいけないから行くね？」

「ン。」


ガラガラピシャッ


緑「あの!!轟さんの…」

「雩狼。」

麗「ねぇねぇ!!何で雩狼なん？轟でええやん!!」

『ギロッ』

麗『ﾋﾞｸｯ』

「人の事情に軽々しく首を突っ込むな。」

麗「ごっごめん…」

緑「えっと、こんな状況で聞くのもあれだけど雩狼さんの"個性"って何？」

"個性"か、

「私に個性は無いよ。」


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