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居場所 ページ13



霧side


福沢さんは、私の話しを真剣に聞いてくれて、
最後まで話し終えると福沢さんは私の事を


ギュッ


抱きしめてきた。
正直、ビックリした。
今まで、頼れる人が居なかった。
居なかったからこそ、
福沢さんの温もりが凄く伝わってきた。

福「其方は、よく頑張った。」

福沢さんの大きな手が
私の頭をそっと撫でる
すると、


ポロっポロっ


「あれっ?おかしいなぁ、何で、だろう?」

私の頰には温かいモノがつたう。

福「其方はまだ子供なのだ。我慢しなくて良い今は思う存分に泣け。」

そう、福沢さんが言うと…

「うっうぁ、うぁぁ‼」

私は、福沢さんの胸の中で泣き崩れた。



















数分後、私はようやく落ち着いた。

「その…すみません‼」

私は福沢さんに謝った。
すると、当の本人は

福「何故、謝る?」

と聞いてきた。

「ぇ、だって、福沢さんの服を汚してしまいましたし…」

福「はぁ…」

此処まで言うと、何故か福沢さんは溜息をついた。そして、

福「謝らんでもいい、私が泣かせたも同前なのだから」

と言った。
凄く嬉しかった。
自分を思ってくれた人が居たことに。
私は此処まできて思った
福沢さんには、話してもいいんじゃ?
って。
私は意を決して話す事に決めた。

「福沢さん、私の話しをもう一つ聞いて来れませんか?」

福「あぁ、構わない。」

「福沢さんは、個性以外の力って信じますか」

福「‼」

福沢さんは驚いた表情をする

「私には、個性以外の力があるんです。それも結構強力なんです。」

福「…」

「だけど、一回だけその力の所為で死にそうになったんです。」

「この力って何だと思います?」

此処まで話すと福沢さんは答えてくれた

福「それは、異能力だろう。」

「異能力?」

福「あぁ」

福「そして、其方が…」

「あの、その"其方"っていうのやめません?その"霧"って呼んでいただけませんか?」

福「あぁ解った霧。」

良かった。

福「さて、話しを戻すが霧、」

「何ですか?」

福「霧が良ければ、武装探偵社に来ないか?」

武装探偵社⁈

別れ→←少女



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きのこぉー - 夢主はこんなに異能力を持ってるのに、しかもチートなのに何故にポートマフィア行かなかったのだろう (2019年1月11日 16時) (レス) id: b000323d2b (このIDを非表示/違反報告)
イヴ「和」○かき氷(プロフ) - なんとか名前は変えられないでしょうか?? (2018年11月16日 5時) (レス) id: 261bc1b2af (このIDを非表示/違反報告)
姉系チート(プロフ) - 無理しない程度に更新してください (2018年11月1日 15時) (レス) id: 41a0229c91 (このIDを非表示/違反報告)
みゃるら(プロフ) - 倒れたり胃に穴が開くって大丈夫ですか??!!ストレスはためちゃだめです嫌なことあるなら私でよければ聞きますし(どうやってだよw)体調には気を付けてください!!!この作品を楽しみに待っている方々がたくさんいるんですから!!((お大事にしてください。 (2018年10月30日 18時) (レス) id: b7be159c7f (このIDを非表示/違反報告)
千尋(プロフ) - 胃に穴ですか…皆さんと同意見で、この作品とっても好きです!入院中頑張ってください!お大事に(*⌒▽⌒*) (2018年10月29日 22時) (レス) id: c2965789e0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Kッヅー | 作成日時:2018年9月21日 21時

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