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すると観客席の特に男性陣からヒュー！！という歓声が上がった。
「？」
ミ「水も滴るいい女ってね。早く着替えきなさい。これ以上魅了されちゃったら私のファンが減っちゃうわ♡」
Aは自分の姿を改めて見ると体操着は元々伸縮性のあるものだが、余計にぴったりと張り付いていた。
Aのボディラインがくっきりと出ており、八百万ほどではないが高1とは思えないほどの発育の良さが分かる。
まさかと思ってA組の席を見ると
峰「ウォォォオッッ！！」
峰田が身を乗り出して興奮していた。
「………そうします」
プ「水瀬、広範囲の水牢で圧倒したが惜しくも常闇の黒影に敗れたーー！！常闇二回戦突破だー！！水瀬は敗れたが爪痕はきっちり残したぜー！！」
Aは自分に興奮してるであろう男共に若干呆れながら退場した。
Aは更衣室へ歩きながら上半身を脱ぎ、中にあらかじめ着ていたスポーティーな水着の状態になった。
そのまま先ほど自分が受けた衝撃を癒す。
この程度なら自分で事足りるけど、意外と痛かったな…
常闇くん強かったな…
もう少し対応できたらまた違ったのかな。
せっかく轟くんが上がってこいって言ってくれたのに。
悔しいなぁ……
じわっと視界が潤んできた。
爆「おい」
「…！？」
反対側から爆豪が歩いてきていた。
「爆豪くん！？なにして…」
爆「次俺なんだよクソが。つーか何てめぇ泣いてやがる」
「え？別に泣いとらんよ！今ずぶ濡れだから…」
爆「……鼻赤えぞ」
「……」
バレてる。
爆豪くんのことだ。きっとヘコむこと言うんだろうなぁ。
爆「……頭拭けよずぶ濡れ女」
「……あ、はい」
予想しなかった言葉に驚いた。
爆豪はそのまま無言で通り過ぎて行った。
「うーん、やっぱりよくわからん人だ…」
轟「水瀬」
「ふぁっ！？」
今度は後ろから声を掛けられて、変な声が出た。
「轟くん！びっくりした！」
轟「すまん」
轟はAが驚くと思わなかったのか素直に謝った。
轟「…惜しかったな」
「…うん、轟くんに上がってこいって言ってもらったのに。悔しいなぁ」
轟「今お前がやれることやったんじゃないのか？悔しさが残るならお前はまだ伸びるってことだろ」
「……そう、かなあ。そうなら嬉しい。…轟くんも頑張って！」
轟「…ああ。あと、早く服着ろ。風邪引くぞ」
轟はそっと目を逸らす。
「あ、そうだね。じゃあ」
Aはそのまま更衣室へ向かった。
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通りすがり - 夢主ちゃんが、方言なのは、全然良いし寧ろ、ありがとうございます(笑）ですが、他のキャラまで同じ方言なのは... (2017年6月8日 16時) (
レス) id: ed46c193c6 (このIDを非表示/違反報告)
エルミス(プロフ) - R18フラグついてますよ (2017年5月26日 14時) (レス) id: e7c01fb440 (このIDを非表示/違反報告)
@将来ニート(中学生) - 方言ですかね？面白いですね笑 (2017年5月25日 12時) (レス) id: 3b34b62b97 (このIDを非表示/違反報告)
霧雲 - こちらは九州弁っぽい感じしますね！ (2017年5月25日 0時) (携帯から) (レス) id: 8e18626139 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：安奈 | 作成日時：2017年5月23日 0時
