体育祭も佳境 ページ39
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そしてついに私の二回戦が回ってきた。
相手は常闇くん。
鳥のような鋭い目をした彼はその身に黒影(ダークシャドウ)を宿している。
正直勝てる気がしないし、これという対策も思いつかない。
でもやるしかないんだ！
ミ「水瀬さん対常闇くん！二回戦始め！！！」
おそらく彼は黒影ですぐに先行してくるはず！
ヤオモモちゃんの時と同じように。
だったら、一か八か！
Aは大量の水を発生させて闘技場全体の範囲囲った。
私は水の中では自在に動ける！
黒影を操る常闇くん自身を封じれば少しは勝機が見えるかも！
プ「おおー！？水瀬、広範囲の水を発生させて常闇を包み込んだー！！！これはもう水牢だな！！」
プレゼントマイク先生の言うとおり。
範囲はでかいが言わば水牢だ。
これで常闇くんの動きは少しは封じられる！
今のうちに場外にでも押しやらないと！
そう思って実行しようとした時だった。
目の前に黒影が迫ってきたのだ！
「ちょ、マジか！」
Aは慌てて自分の前に高圧の水を作り、盾にした。
しかし物凄い力だった。
Aはなんとか留まろうと必死で抵抗を続けたが、黒影の力強い。
常闇くんはなんとか黒影を操っているのだ。
この状況で…すごい！！
プ「おっとー！？常闇はギリギリで黒影を操って反撃を繰り出したーー！！？？」
「……わぁっ！！！」
Aは力負けして自ら作った水牢から物凄い力で弾き出された。
その瞬間、水牢は決壊し辺りに大量の水が流れ出す。
自分が場外することに瞬時に判断しAは闘技場にいる常闇、ミッドナイト、セメントスに水の膜を作り、流されないようにした。
「……！！」
Aは闘技場の壁に弾き飛ばされて背中を打ち付けた。
全身ずぶ濡れとなり密着した体操着が重たい。
髪はほどけて少し顔に張り付いている。
……ここまでか。
水の勢いが収まったのを確認すると水の膜を解いた。
ミ「…水瀬さん、場外！！常闇くん三回戦進出！」
歓声が上がった。
常闇はすでにずぶ濡れだったが、しっかりとした足取りでAに一礼した。
「あー負けちゃったな私」
立ち上がって長い髪を絞る。
ミ「水瀬さん、ありがとね。濡れずに済んだわ」
「いえ。ミッドナイト先生がこれ以上綺麗なっちゃうとみんな落ち着かないんで」
ミ「あらお上手。でも今はあなたの姿の方がとっても綺麗よ」
「え？」
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通りすがり - 夢主ちゃんが、方言なのは、全然良いし寧ろ、ありがとうございます(笑）ですが、他のキャラまで同じ方言なのは... (2017年6月8日 16時) (
レス) id: ed46c193c6 (このIDを非表示/違反報告)
エルミス(プロフ) - R18フラグついてますよ (2017年5月26日 14時) (レス) id: e7c01fb440 (このIDを非表示/違反報告)
@将来ニート(中学生) - 方言ですかね？面白いですね笑 (2017年5月25日 12時) (レス) id: 3b34b62b97 (このIDを非表示/違反報告)
霧雲 - こちらは九州弁っぽい感じしますね！ (2017年5月25日 0時) (携帯から) (レス) id: 8e18626139 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：安奈 | 作成日時：2017年5月23日 0時
