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轟と戦うのは同じA組でもある瀬呂範太だった。
「なんとか間に合った…」
AはA組のみんながいる観客席に着いた。
麗「あ、Aちゃん！こっち空いてるで！」
「お茶子ちゃん。ありがとう！」
お茶子がこっちこっちと手を招いて席を空けてくれた。
お茶子の隣に座るとお茶子の隣に飯田、そして緑谷がいることに気づいた。
「あ、緑谷くん。一回戦進出おめでとう！怪我はどう？」
緑「わ、水瀬さん！う、うん！大丈夫だよ！」
緑谷はAが話しかけたことに驚いたのか、あたふたとしながら包帯の巻かれた手を見せた。
「そう、大丈夫ならよかった。でも無茶したら怒るよ」
緑「え、あ、うん！気をつけます…！」
緑谷くんは本当に怪我に関しては心配だ…
飯「轟くんの氷結に対して瀬呂くんはどのように攻めるのだろうか」
麗「うんうん」
Aは2人の会話をなんとなく聞きながらアナウンスされて闘技場へ歩いていく轟を見つめていた。
いつもクールな表情をしている轟だが、先ほどのせいか眉間の皺が険しくなっていた。
瀬呂は先手必勝とばかりに個性であるテープを射出し、轟を拘束して場外へ出そうとした。
「…！」
え、うそ！！と思った時だった。
轟の足元がみるみるうちに凍っていき、
気づいたら眼前に氷の壁が現れ、おびただしい冷気が襲ってくる。
その場にいる誰もが呆気にとられた。
轟は一瞬にしてスタジアムの場外へ出るほどの大氷結を発生させたのだ。
瀬呂1人を抑えるためには正直、やりすぎだ。
もちろん瀬呂は行動不能で轟の勝利が決定した。
彼は瀬呂のテープを凍らせて打ち破り、瀬呂を抑えた氷を溶かした。
「………」
なんて哀しいの…
自身で凍らせた氷を溶かしている轟の姿を見てAはそう感じた。
麗「ちょ、この氷結の規模なんなん！？」
飯「ここまでの大氷結ができるとは…轟くん計り知れないな！」
「……ごめん、瀬呂くんの状態診てくる」
麗「え？あ、うん！いってらっしゃい！」
Aはその場を立ち、リカバリーガールの元へ行った。
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通りすがり - 夢主ちゃんが、方言なのは、全然良いし寧ろ、ありがとうございます(笑）ですが、他のキャラまで同じ方言なのは... (2017年6月8日 16時) (
レス) id: ed46c193c6 (このIDを非表示/違反報告)
エルミス(プロフ) - R18フラグついてますよ (2017年5月26日 14時) (レス) id: e7c01fb440 (このIDを非表示/違反報告)
@将来ニート(中学生) - 方言ですかね？面白いですね笑 (2017年5月25日 12時) (レス) id: 3b34b62b97 (このIDを非表示/違反報告)
霧雲 - こちらは九州弁っぽい感じしますね！ (2017年5月25日 0時) (携帯から) (レス) id: 8e18626139 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：安奈 | 作成日時：2017年5月23日 0時
