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そして開幕の時間がやってきた。
場内のアナウンス、実況を行うのはプロヒーロー・プレゼントマイク。
プ「雄英体育祭ー！ヒーローの卵たちが我こそはとシノギを削る年に一度の大バトル！！どうせてめーらアレだろこいつらだろ！！？敵の襲撃を受けたにも拘らず鋼の精神で乗り越えた奇跡の新星！！！」
プレゼントマイクは一息吐くと
プ「ヒーロー科！！一年A組だろぉぉぉ！！？」
観客席から一斉に歓声が上がった。
改めてこの体育祭の盛況ぶりを実感する。
他のクラスや他の科の一年たちが中央に集合した。
そして生徒たちの前にある朝礼によく使用されている朝礼台の上に今年の一年ステージの主審が登壇した。
艶やかな長い黒髪に豊満な肢体に過激なまでのボンテージファッションに身を包んだ美しい女性。
十◯禁ヒーロー・ミッドナイトだ。
ミ「選手宣誓！！」
観客席の男性陣から羨望の眼差しを送られている。
それは選手陣からもだ。
常「十◯禁なのに高校にいていいものか…」
峰「いい！！！」
首を傾げる常闇に峰田はガッツポーズで叫んだ。
ミ「静かにしなさい！！選手代表！！1-A爆豪勝己！！」
あ、そうか。入試一位が代表なのか。
爆豪はそのまま台へ登っていく。
爆「せんせー」
ポケットに手を突っ込んだまま
爆「俺が一位になる」
切「絶対やると思った！！」
即座に選手陣からブーイングの嵐が起こった。
すごいなぁ…なんか、自信もあるんだろうけど、追い込みがさすがだなぁ…。
ブーイングの中、Aはなんとなく爆豪を尊敬した。
「爆豪くん、すごいね。自分で追い込んでる」
轟「…そうだな」
隣にいた轟はそう答えてくれたが、きっと自分も追い抜くつもりでいるんだろう。
目はギラついている。
ミ「さーてそれじゃあ早速第一種目行きましょう！」
ミッドナイトがモニターを指差す。
ミ「いわゆる予選よ！毎年ここで多くの者が涙を飲むわ！！(ティアドリンク)さて運命の第一種目！！今年は………コレ！！！」
モニターが映し出したのは「障害物競走」
計11クラスでの総当たりレースで、コースはこのスタジアムの外周4キロ。
コースさえ守れば何をしてもいいというさすが雄英な自由なルールだ。
選手たちは全員位置へ着く。
轟「水瀬」
「ん？」
スタートを待っていると、轟が声を掛けてきた。
轟「上がってこいよ」
「………う、うん！」
轟は一瞬だけ柔らかい表情をしたが、すぐに真剣な表情になった。
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通りすがり - 夢主ちゃんが、方言なのは、全然良いし寧ろ、ありがとうございます(笑）ですが、他のキャラまで同じ方言なのは... (2017年6月8日 16時) (
レス) id: ed46c193c6 (このIDを非表示/違反報告)
エルミス(プロフ) - R18フラグついてますよ (2017年5月26日 14時) (レス) id: e7c01fb440 (このIDを非表示/違反報告)
@将来ニート(中学生) - 方言ですかね？面白いですね笑 (2017年5月25日 12時) (レス) id: 3b34b62b97 (このIDを非表示/違反報告)
霧雲 - こちらは九州弁っぽい感じしますね！ (2017年5月25日 0時) (携帯から) (レス) id: 8e18626139 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：安奈 | 作成日時：2017年5月23日 0時
