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「 おはよー 」
「 おはよう！」
あれからというもの私は順調にだるまくんとの仲を深めていた。最初は挨拶もたどたどしかったけど、今ではどうでもいい雑談をするくらいにはなったし、だるまくんのことも少しは理解できたつもりだ。
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「 今日は一段と眠そう 」
「 遅くまでゲームやってたからやね 」
「 またゲームだ 」
一つ、ゲームが好き。
休日は一日ゲームに費やすくらいゲームに依存している。課題なんてちゃんと期限までに提出できたところを見たことがない。一度「 ちゃんと課題しなよ 」って言ってみたけど効果はゼロだったので諦めた。
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「 髪ちょっと変わった？ 」
「 お、気づいたん？ 」
「 色明るくなったよね 」
「 だいせーかい 」
二つ、校則なんて守ってない。
髪の色は「 地毛です 」という言葉で誤魔化しようがない銀色だし、ピアスも両耳空いちゃってる。画鋲で開けたと聞いたときはだるまくんの行動力に驚いたし、普通にちょっと引いた。
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「 どうせできやんやん 」
「 やんやん？ 」
「 できないでしょーって意味 」
「 へー 」
三つ、方言をよく使う。
だるまくんは「 しやん 」とか「 やでな 」とか関東の方では聞かない言葉をよく使う。ふとしたときに方言が出るとちょっと面白いし、可愛い。真似して言ってみるけれど、使い方が違うって笑われる。
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