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【番外編】紛らわしいんだよ！ ページ19
『あれは迅さんと嵐山さん
どうも〜』
「高嶺ちゃん」
「お〜高嶺ちゃん」
『お二人って仲いいですよね』
「そうか？」
「同い年だからじゃないの？」
「そういうもんか？」
『知りませんにしても紛らわしいですよねお二人』
「急に何？」
「そうかな？」
『だって共通点いっぱいありますよ
まず髪型
次に年齢
身長
血液型
最後に名前！』
「名前は違くないか？」
『だってじんと、じゅんじゃないですか』
「迅は苗字だね」
「准は名前だし」
『熱狂的な滑舌の悪い人が遠くからじゅーんって叫んでもじーんって聞こえますよね』
「確かに」
『見分けのつかなさはとりまると隠岐先輩以来です』
「京介と隠岐くん？」
『2人とももさもさじゃないですか
私お二人のことよく知らない時
迅さんだと思って声かけた相手が嵐山さんだった時のごまかし方が迅って言っちゃったんで准って言いなおしたけど気づかれなかったですよ』
「確かに高嶺ちゃんに迅って言われた気が」
「今頃？」
『いろいろ紛らわしいのでどちらか髪をおろすか切るかどうにかしてくださいC級の人の代弁です』
「C級そんなこと思ってるんだ」
「髪型変える？」
「そうしようか」
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作者名：モブA | 作成日時：2022年2月12日 20時
