花が七輪 ページ7
けれど、何時までもそれを見ている訳にもいかないので広場の方を見る。
すると其処には圧倒的な力量差で蹂躙されているイレイザーヘッドさんと蹂躙している脳ミソヴィラン。
『そ、そんな、イレイザーヘッドが……』
「ま、人間だしあんなバケモンには負けるだろーよ」
まるで雑談の様にリラックスした声で私の声に答えた。
元より燕青がこんな性格で有ることを私は知っているし、わかっているけれどやはり少しムカっとくる。
『燕青、貴方の耐久、幾つでしたっけ？』
「い、いや、教えねぇからな……」
『どうしてですか？』
「絶対分かったら俺のこと殴るだろ！！」
そんなまさか、なんて笑いながら言うけれど燕青はヒェ…なんて言いながら自らを抱き締めて居たけれどきっとその仕草は本心からの行動ではないんだろう。
そう考えると、少し寂しくなってしまった。
「おや、悲しそうな顔をしているね？女性を悲しませるとは、キミは中々に酷い男だねぇ」
何処からか聞こえてきた軽薄そうでとても優しい、けれど何処か信用できない声が聞こえてきた。
というかこれは絶対にすぐ近くにいる。
もしかして幻術でも使っている？
だとしたら私が見付けるのは殆ど不可能に近い。
多分見付けられるのは一部の特殊なサーヴァントだけかもしれない。
「呵呵っ！よう、花の兄さん」
『あなた、見えるんですか？』
「おう、そこをよぉく見てみりゃあちょっとばかし歪んでるだろ？」
そういって燕青が指を指したのは広場の噴水の方で、そこをよく見てみると確かにほんの少しだけ歪んでいるところがある。
けれど彼はそんなヘマは絶対にやらかさないだろうし、今近付いたら一緒にいる皆さんも傷付いてしまうかも知れないし………いない！？
『燕青！皆さんは！？』
「ん？其処で戦ってるだろ？」
『は？…えぇっ！！！？えっ、今すぐ加勢しなくては！』
隣を見たらさっきまでいたはずなのに今ではオールマイトもいるし更には一緒に戦っていただなんて、狐に摘ままれた気分………
騙されていた？
まさか、マーリン！？
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窓枠 - イヴェットさん» うわぁああああ！！ありがとうございます！！！筋力Bの癖してあんなの言ってるのは主人公ちゃんがカマトトぶってるんですありがとうございますうう！！！！！ (2018年8月20日 1時) (
レス) id: bff368dfa3 (このIDを非表示/違反報告)
イヴェット(プロフ) - ああああああジャンヌ好き好き大好きです。更新頑張ってください。後筋力Bってかなり力強いですよ。同じ筋力Bのアーチャー・インフェルノは宝具のときに敵を投げ飛ばしていますし。 (2018年8月18日 22時) (レス) id: 9c17baf900 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：窓惑 | 作成日時：2018年8月14日 2時
