花が三輪 ページ3
けど、その演説も耳に入って来ない程、悪寒がして、こんなの初めてで。
『申し訳ありません、イレイザーヘッドさん、少し設備の様子を見てきます』
横にいたイレイザーヘッドに声を掛け、少し不審がられたが少し離れてから神からの啓示を受ける。
が、私に本物の信仰心が無いからなのか、全く、何も聞こえなかった。
おかしい、今までは右か左かで言うと右の方が良い的な物があったのに。
でも、自分自身で道を切り開いて行かねばならないと仰るのならば、私はそうするまで。
気合いを入れるために頬をぱちんと叩き、急いで戻ろうとすると、先程とは比べ物にならない悪寒。
あぁ止めてくれ、私は、普通の人間何だから、こんなの…
いや、ダメダメ、今は私。過去の自分は自分じゃないんだ！！
一応何処かに敵が居ないか見ていると、噴水の前に黒いモヤ…いや、霧？
とにかく謎の物体が浮かび上がり、其処から手が出てきて、全身が出てきた。
その人間は少し水色がかった灰色で、特徴的過ぎるのが腕や顔、足に手を着けていること。
そしてその男の後ろに控えるのは黒い物体の発生源であろうピッシリとした洋服を着た者と、鳥のような嘴に傷だらけの体、そしてなにより剥き出しの脳みそ。
そして、私がそれを立ち尽くして見ていると、どんどんと敵が溢れて広間はあっという間にヴィランに占拠された。
そして私が出来るだけ急いで、でもバレないようにA組の元へ行くと避難する途中だったろうに黒いモヤが皆を包み込む所だった。
急いで皆の手を掴もうとするけれど、掴めた手は一つだけ。
けれどその手も、直ぐに放れて…
＿＿我が旗よ、我が同胞を護りたまえ…！！
精一杯神に祈り、どうか皆が無事で有ることを祈った。
そして目を開けるとそこは水のなかで、髪の毛と鎧、服にまとわりついた水のせいでどんどん沈んで行くが、途中で腹の辺りを何かに巻かれ、思いきり上に上げられて何かの上に下ろされた。
多分ここは水難エリアだから、いまいるのはそこにある船の上だろうか。
急いで体を起こして確認してみると予想は的中、足元には朝に話した緑谷さんがピンクの色をした何かに巻かれて船の上に落とされた。
急いで容態を見ると無事な様で安心した
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窓枠 - イヴェットさん» うわぁああああ！！ありがとうございます！！！筋力Bの癖してあんなの言ってるのは主人公ちゃんがカマトトぶってるんですありがとうございますうう！！！！！ (2018年8月20日 1時) (
レス) id: bff368dfa3 (このIDを非表示/違反報告)
イヴェット(プロフ) - ああああああジャンヌ好き好き大好きです。更新頑張ってください。後筋力Bってかなり力強いですよ。同じ筋力Bのアーチャー・インフェルノは宝具のときに敵を投げ飛ばしていますし。 (2018年8月18日 22時) (レス) id: 9c17baf900 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：窓惑 | 作成日時：2018年8月14日 2時
