10.（ベッキョン） ページ10
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スタスタ歩きながらオフィスに戻ってきたギョンス。
なんか、怒ってる？無表情で席に着くと、小さくため息をついた。
「ギョンス、おまえコーヒー取りに行ったんじゃなかった？コーヒーは？」
ギョンスの手にはコーヒーどころかカップも無い。おまえは何しに行ったんだ？
ようやく視線がぶつかると、ギョンスは自分の手をジッと見つめついる。
「豆が無かった」
「あ、そうなの？自販機で買ってくれば？」
「いい」
「あ、そう」
変なやつ。
視線をずらしたギョンスを不審に思いながら、俺もパソコンの画面に視線を戻した。
「ギョンスくん、Aいなかった？」
ミナ先輩がギョンスに問い掛けると、手の動きが止まる。
ネジが回し足りなかった人形のようにガチコチでこちらを向くギョンスはやっぱり何か変だ。
「Aもコーヒー取りに行ったんだけど、帰って来てないよね？」
「さ、さぁ…僕は見てません」
いや、見ただろ。絶対見た。
カタカタと貧乏揺りがうるさいし、挙動不審だし。明らかに怪しい。
もしかして、ギョンス、A先輩に喰われた！？
あぁ、ついに餌食になったんだな…お気の毒に…アーメン。
「どこ行っちゃったんだろー」
ミナ先輩は携帯を取り出し、迷わず電話をかけ始めた。
「あ、A？何してんのー？…は？コーヒー豆？買いに行ってるの？笑」
アハハハと笑いながら話すミナ先輩と、気を紛らわそうとしてるギョンスの間に挟まれた俺は、一体どうしたら良いんだ。
「ギョンス、ギョンス！」
指でデスクを叩きながら呼ぶと、顔だけこちらを向いた。
「何」
「A先輩、どうだった？やっぱヤバかった？」
「…何言ってるんだ」
ギョンスは俺の顔を見ながら鼻で笑う。
んだよ、なんで俺が小馬鹿にされなきゃならないんだよ！
「おまっ、せっかく心配してやってんのに！」
「余計な心配ありがとう。でも何も無かったから安心しろ。A先輩と一緒にいたわけじゃない」
「嘘下手だなー、ギョンス」
「あぁ？」
ギョンスがギロッと睨みつけてきたので、俺は慌てて口を噤んだ。
別に隠すことないのに。ギョンスとA先輩がそういう関係になるのは、なんか目に見えてたし…？笑
「ニヤけてんだよ」
「いってぇ！！」
ギョンスが俺の耳を引っ張る。耳がちぎれるかと思った。
ふんっと鼻息が荒くなったこいつの反応を見るのが可笑しくなってきた。
お似合いだと思うけど、この二人(笑)
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airi(プロフ) - 続編見れません（泣） (2014年11月20日 21時) (
レス) id: c79c1f2334 (このIDを非表示/違反報告)
LEI - 誰ぺんですか?それぞれ。 (2014年8月21日 13時) (レス) id: b703cfce1e (このIDを非表示/違反報告)
LEI - アンニョー。D.Oペンです。他には、B1A4[ゴンドゥル]TEENTOP[NIEL]2PM[テギョン]などなどです。チングに、なりませんか? (2014年8月21日 13時) (レス) id: b703cfce1e (このIDを非表示/違反報告)
あやきむ(プロフ) - pocoさん» あとがきは10分で出来ましたよｗｗｗ← グダグダですいません(;_;)ｗｗｗるぅちゃんにはこれからも盛り上げ隊長でいて、もらおうかな、と…..(ゴニョゴニョ)２ではドロドロ頑張りまーすっ＼(^o^)／ (2014年7月29日 20時) (レス) id: c304c77761 (このIDを非表示/違反報告)
あやきむ(プロフ) - 扇さん» ありがとうございます！！２ではもっと内容まとめられるようにします(;_;)ｗｗ (2014年7月29日 20時) (レス) id: c304c77761 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやきむ
| 作成日時：2014年5月22日 19時
