08.（あなた） ページ8
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『私、コーヒー作ってくから先戻ってて！』
「はいよー」
昼休みの恋愛相談会もタイムリミットで、解決しないままオフィスに戻る私達。
ミナと別れて、私は給湯室に向かった。
モヤモヤとまだ心は疼いている。きっとこれはこの関係を終わらせない限り続くんだろうな。
「Aさーん」
突然名前を呼ばれて振り返る。だけど、そこには知らない人がこちらに手を振っていた。
『(誰だっけ…)』
仕事で一緒になった人だっけ？どうしよう、全然思い出せない。
少ない脳みそをフルに動かしてみたけど、思い当たらない。
私が無反応だったからか、その人は焦ったそうに私に近付いて来た。
「俺の事忘れた？会議で会った事あるよ？」
『え、あ、ごめんなさい…』
何この人。凄く図々しい。
少し腹が立って、手に持っていたカップを元の場所に返す。
早くここを離れよう。
「Aさん、今日空いてないの？」
『はい？』
「俺の相手してよ。それとも他に相手するやつ決まってる？」
『ちょっと…』
話の意味がさっぱり分からない。相手？何の？
関わらないようにしよう、そう決めて給湯室から出ようとした。
だけどそれは壁に手を付かれたせいで阻止され、私の足は立ち止まる。
「いいじゃん、相手してよ。俺最近溜まってんだよね」
『何の話ですか！？』
私が言い返すと、吹き出すように笑い出したこの男。何がおかしいの。いちいち腹立たしい。
「とぼけても無駄だよ」
笑顔から急に真顔に変わり、そして、ゆっくりと詰め寄ってくる。
距離を保つように私もゆっくり後ずさるけど、すぐに壁に背中が当たる。
「この会社にそういうやつ何人いるの？」
『…は…っ？』
言ってる意味が本当に理解できない。
誰と勘違いしてるわけ？
『いい加減に…っ』
「有名だよ？君が誰にでも股開くって」
『はぁっ…？』
何それ。何、それ…っ
心当たりなんかあるわけない。なのに、そんな噂が流れてた事に心が締め付けられる。
だから、だからか、飲み会に誘われたりすることが増えたのは。じゃあ、昨日のルハンくんも…？
抵抗する力が無くなり、それを受け入れたと取ったのか男が私の腕を掴んだ。
近付いてくる顔が不快。やだやだやだやだ…っ！！！！
「…っ熱！！！」
男が声を上げたので目を開けると、背中を押さえもがきながら誰かを睨みつけていた。
「っにすんだよ…！！」
「手が言うこと聞かなくて。すいません」
聞こえてきたのは低くて淡々と喋る声だった。
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airi(プロフ) - 続編見れません（泣） (2014年11月20日 21時) (
レス) id: c79c1f2334 (このIDを非表示/違反報告)
LEI - 誰ぺんですか?それぞれ。 (2014年8月21日 13時) (レス) id: b703cfce1e (このIDを非表示/違反報告)
LEI - アンニョー。D.Oペンです。他には、B1A4[ゴンドゥル]TEENTOP[NIEL]2PM[テギョン]などなどです。チングに、なりませんか? (2014年8月21日 13時) (レス) id: b703cfce1e (このIDを非表示/違反報告)
あやきむ(プロフ) - pocoさん» あとがきは10分で出来ましたよｗｗｗ← グダグダですいません(;_;)ｗｗｗるぅちゃんにはこれからも盛り上げ隊長でいて、もらおうかな、と…..(ゴニョゴニョ)２ではドロドロ頑張りまーすっ＼(^o^)／ (2014年7月29日 20時) (レス) id: c304c77761 (このIDを非表示/違反報告)
あやきむ(プロフ) - 扇さん» ありがとうございます！！２ではもっと内容まとめられるようにします(;_;)ｗｗ (2014年7月29日 20時) (レス) id: c304c77761 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやきむ
| 作成日時：2014年5月22日 19時
