06.（チェン） ページ6
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俺の先輩は不思議な人だ。
「チェンー、カフェオレにミルク入れる？」
「それ、もうミルク入ってませんか？」
「あ、そっかぁ！じゃあ、はい！」
と言いつつ、ミルクを足して僕にカフェオレを渡してきた。
いいんだけどさ、うん。
「あ、Aちゃん」
離れた席に座るA先輩を見つけると手を振るレイ先輩。
『なに？』
「目が合ったから手振ったよ」
『呼ばれたから見ただけなんだけど笑』
不思議だ。
A先輩とレイ先輩とミナ先輩が同期で、スホ先輩がその一つ上で。
でもこの四人も仲が良いらしくて、よく一緒にいるところを見かける。
「チェン！チェン！これ見て！」
チャニョルは隣でオニューの携帯を自慢気に見せてくる。
「え！買ったの！？いつ！？」
「昨日！良いだろ〜羨ましいだろ〜？」
「見せて！」
「嫌だ！」
「ヤー！仕事しろ！」
スホ先輩に携帯を奪い取られたチャニョル。
でもすぐに取り返されていたスホ先輩は、チャニョルになめられてるに違いない。
「スホ〜ちょっとくらい許してあげなよ〜」
「またレイはそうやって甘やかして！」
こんなに緩い職場(レイ先輩だけかもしれないけど)で、僕も気が楽になる。
その緩さのおかげか、ベッキョンとミナ先輩は楽しそうに話してるし。
ずーっと真剣な顔でパソコンに向かってるギョンスは、気を張ってるみたいだけど。
「あー、僕もギョンスの教育係が良かったな。あんなに真面目に働いてくれてるし」
「じゃあ担当交換しましょう。俺A先輩に教わってきます。スホ先輩が好きだったA先輩から手とり足と「それを言うなぁぁぁ！！！」
二人のやり取りが可笑しくて、腹を抱えて笑った。
「A先輩〜！スホ先輩が冷たいんでそっち行ってもいいですか？」
「コラァァア！！」
『え？何で私？』
「こっちに来るな。仕事しろ」
眉間にシワを寄せてチャニョルを睨むギョンスの横で、指を指して笑ってるベッキョン。
「Aちゃん気にしないでね！」
『気にしてないよ大丈夫』
「ブッハ！！！！爆笑」
「あ、チャニョル今盛大に笑っただろ！おい！こら！」
「あ、スホ先輩昼飯の時間っすよ。じゃ、また午後」
「おい！こら！」
チャニョラにつられるように、財布を持って俺も立ち上がった。
そそくさと逃げるように出て行くでかい後ろ姿を追いかけながら、可笑しくて可笑しくて笑いが止まらない。
職場に恵まれた、っていうのはこういう事だ。
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airi(プロフ) - 続編見れません（泣） (2014年11月20日 21時) (
レス) id: c79c1f2334 (このIDを非表示/違反報告)
LEI - 誰ぺんですか?それぞれ。 (2014年8月21日 13時) (レス) id: b703cfce1e (このIDを非表示/違反報告)
LEI - アンニョー。D.Oペンです。他には、B1A4[ゴンドゥル]TEENTOP[NIEL]2PM[テギョン]などなどです。チングに、なりませんか? (2014年8月21日 13時) (レス) id: b703cfce1e (このIDを非表示/違反報告)
あやきむ(プロフ) - pocoさん» あとがきは10分で出来ましたよｗｗｗ← グダグダですいません(;_;)ｗｗｗるぅちゃんにはこれからも盛り上げ隊長でいて、もらおうかな、と…..(ゴニョゴニョ)２ではドロドロ頑張りまーすっ＼(^o^)／ (2014年7月29日 20時) (レス) id: c304c77761 (このIDを非表示/違反報告)
あやきむ(プロフ) - 扇さん» ありがとうございます！！２ではもっと内容まとめられるようにします(;_;)ｗｗ (2014年7月29日 20時) (レス) id: c304c77761 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやきむ
| 作成日時：2014年5月22日 19時
