48.（あなた） ページ48
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『…わ！ギョンスくんどうしたの！？』
応接室から出たら、ドアの前にギョンスくんが立っていた。
手にはコーヒー。そっか、コーヒー淹れに来たのか。
「……」
『ん？何？』
何か言いたそうな顔で私を見る。
クリクリとした目をこちらに向けられると、なかなか反らすのも至難の技。
ビー玉みたいな目だなぁ。可愛い。
「…………今度はスホ先輩ですか？」
クリクリの目が可愛かったのに、私を見る目が細くなってしまった。
しかも、今度は、なんて。人聞きが悪いな。
『勘違いしないでよ』
「だったら何で二人きりで…」
『スホくんのワイシャツのボタンが取れちゃったから縫い付けてあげただけだよ』
持っていた裁縫セットを見せると、ギョンスくんの視線がそれに移る。
しばらく無言が続くと、ごめんなさい、と小さい声が聞こえた。
「だからスホ先輩、ワイシャツのボタン掛け違えてたんですね」
『え？掛け違えてたの？』
「はい、ダサかったです」
『そっか(笑)』
ギョンスくんの表情がようやく緩む。
良かった、私が見たかったのはギョンスくんの笑顔だから、こうやって少しでも気持ちが緩んでくれるだけで嬉しくなる。
「すいません、変な勘違いしちゃって…」
『ううん、私こそ勘違いされる事ばっかりしてるから』
「本当ですよ。いい加減しっかりしないと彼氏さんにも呆れられますよ」
彼氏、って今言った。
この誤解も解かなくちゃいけない。私はあの人と付き合ってないんだよって、ちゃんと言わなきゃ。
でもギョンスくんにまた、好きでもない人と…って色々思われるのも嫌だしな。
「コーヒー飲みますか？」
『えっ…』
「飲みたそうな顔で見てましたから」
『さすが！…あ、そういえばあのカフェ行ったよ！ギョンスくんが働いてたカフェ！』
「本当ですか？」
耳まで真っ赤にして笑うギョンスくん。
『雰囲気が良いね。コーヒーも美味しかったし。ギョンスくんとチャニョルくんの写真もあったし』
「それは別に見なくて良かったのに」
クルッと私に背中を向けると、逃げるように早足で給湯室に入っていった。
小人みたいで凄く可愛い後ろ姿。
…ギョンスくんに言ったら怒られるかも。
「…あの、」
突然給湯室から顔だけ出して私を覗くギョンスくん。
「カフェ、気に入ってもらえて嬉しいです」
そう言うと、また顔を引っ込める。
『ーーーッッ！！』
言葉にならないくらい可愛すぎる行動に、私のこの感情はどこにぶつけたらいいのやら。
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airi(プロフ) - 続編見れません（泣） (2014年11月20日 21時) (
レス) id: c79c1f2334 (このIDを非表示/違反報告)
LEI - 誰ぺんですか?それぞれ。 (2014年8月21日 13時) (レス) id: b703cfce1e (このIDを非表示/違反報告)
LEI - アンニョー。D.Oペンです。他には、B1A4[ゴンドゥル]TEENTOP[NIEL]2PM[テギョン]などなどです。チングに、なりませんか? (2014年8月21日 13時) (レス) id: b703cfce1e (このIDを非表示/違反報告)
あやきむ(プロフ) - pocoさん» あとがきは10分で出来ましたよｗｗｗ← グダグダですいません(;_;)ｗｗｗるぅちゃんにはこれからも盛り上げ隊長でいて、もらおうかな、と…..(ゴニョゴニョ)２ではドロドロ頑張りまーすっ＼(^o^)／ (2014年7月29日 20時) (レス) id: c304c77761 (このIDを非表示/違反報告)
あやきむ(プロフ) - 扇さん» ありがとうございます！！２ではもっと内容まとめられるようにします(;_;)ｗｗ (2014年7月29日 20時) (レス) id: c304c77761 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやきむ
| 作成日時：2014年5月22日 19時
