47.（ギョンス） ページ47
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スホ先輩にA先輩が呼ばれた。
まるで僕達が話していたのを邪魔するかのように。A先輩に大きく手を振っている。
『もー、何…』
仕方なさげに席を立つA先輩を見ていたら、一瞬見下ろした視線と目があった気がした。
ドキンッした胸はやっぱり素直だ。好きという気持ちが溢れるばかりで、それさえ虚しくなってしまう。
スホ先輩の元へ歩いていくA先輩。
何か話をした後、二人一緒に事務室を出て行く。
何だ、どうして二人で出て行くんだ。どこに行くんだ。何しに行くんだ。
「気になってやんの」
隣でベッキョナが僕の顔を覗き込む。
「なってない」
「へー？」
「…コーヒー淹れてくる」
「とか言って二人の後つけんだろ？」
「……」
ギロッと睨めば、ベッキョナは怖や怖やと目をそらしてパソコンに集中した。
違う、本当にコーヒーが飲みたいだけだ。別に二人が何したとかそんなのは気にして…ない
と強く言い切れない時点でもう僕の負けだ。
クソ、ベッキョンが変な事を言うから席を立てなくなった。
「コーヒー淹れに行くんじゃねーの？」
「おまえ分かってて言ってるだろ」
ここで立てば二人の後をつけに行くって思われそうだし、行かなきゃ行かないでムキになってると思われそう。
覚悟を決めて席を立つと、ベッキョンはすぐさま顔を上げる。
「ギョンス！応接室！応接室！」
「バッ…チャニョラ！！！」
俺とベッキョンのやり取りを見ていたみたいで、向かいのチャニョラがデカイ声で俺に叫んでくる。
マジで…覚えてろよこの二人。
なるべく自然なフリをして、事務室の扉を開けた。
応接室なんてすぐ隣じゃないか。
そのすぐ隣にコーヒーメーカーが置いてある部屋がある。
なんだ、別にフリなんかしなくていい。僕はコーヒーを作りに来たんだから。そうだ、そうなんだよ。
カップを手に取って、コーヒーが出来るのを待つ。
本当はこの時間さえ焦れったくて仕方ない。ここには二人の声が聞こえるわけじゃないし。
何をしてるんだろう…と、考えれば考えるほどイライラする。
「ありがとうAちゃん！」
コーヒーを持って事務室に戻る途中で、バッタリスホ先輩にあった。
ニヤけてるし、ワイシャツのボタンも掛け違えてる。ダサい。
「あ、ギョンス！コーヒー？いいな、僕にもくれる？」
「…じゃあこれ」
「わ、いいの？ありがとうギョンス！」
受け取ったコーヒーを大切そうに持っていくスホ先輩の背中が浮かれてた。
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airi(プロフ) - 続編見れません（泣） (2014年11月20日 21時) (
レス) id: c79c1f2334 (このIDを非表示/違反報告)
LEI - 誰ぺんですか?それぞれ。 (2014年8月21日 13時) (レス) id: b703cfce1e (このIDを非表示/違反報告)
LEI - アンニョー。D.Oペンです。他には、B1A4[ゴンドゥル]TEENTOP[NIEL]2PM[テギョン]などなどです。チングに、なりませんか? (2014年8月21日 13時) (レス) id: b703cfce1e (このIDを非表示/違反報告)
あやきむ(プロフ) - pocoさん» あとがきは10分で出来ましたよｗｗｗ← グダグダですいません(;_;)ｗｗｗるぅちゃんにはこれからも盛り上げ隊長でいて、もらおうかな、と…..(ゴニョゴニョ)２ではドロドロ頑張りまーすっ＼(^o^)／ (2014年7月29日 20時) (レス) id: c304c77761 (このIDを非表示/違反報告)
あやきむ(プロフ) - 扇さん» ありがとうございます！！２ではもっと内容まとめられるようにします(;_;)ｗｗ (2014年7月29日 20時) (レス) id: c304c77761 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやきむ
| 作成日時：2014年5月22日 19時
