43.（あなた） ページ43
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「もう起きんの？」
起こさないようにゆっくりベッドから出たのに、着替えていたら背中からミンソクの声がした。
素肌が見えて、昨夜の事が鮮明に頭に浮かぶ。
「…え、顔赤いよ？風邪ひいた？」
ミンソクもベッドから出てこようとしたから、私は焦って枕を投げつけた。
「…って！何だよ！」
『服着てから出てきて！』
「はぁ？今更何言って…」
ミンソクは頭をかきながら、自分の服を探している。
また照れてる。
足元にあったミンソクの服を差し出すと、私から目をそらして受け取った。
そっちこそ、今更照れないでよ。
こんな関係になっちゃってさ。今更どうしろっていうの。
「見るなよ」
気付いたらミンソクの着替えを見つめていたみたいで、Tシャツで胸元を隠す。
『あ、ゴメンッ…』
「いや、だから今更じゃん」
被るようにTシャツを着ると、私の方を見てニヤッと笑った。
今更という言葉の意味も、ニヤッと笑うミンソクの行動も、全部昨夜のことに当てはまる。
言葉に困ってると、いつの間にか着替えを終えたミンソクがベッドのシーツを剥がしている。
私で汚しちゃったからだよね…それさえも恥ずかしくなる。
『洗う！私が洗う！』
「え？いいよ別に。テレビでも見てろって」
『やだ！だってこれ…』
シーツをしっかり掴む私の手を不思議そうに見る。
そして何かを理解したみたいで、私の方を見た。
「…お、俺も汚したし。いいって！」
『私の方が…って何言わせんの！！』
「はぁ？笑」
ああああもうやだ！調子が狂いそうだ。
隙を狙ってシーツを奪い、そのまま洗濯機に走った。
今更恥ずかしがるなんて確かにおかしいけど。
シーツの洗濯が終わったら帰ろう。心臓がもたないし、会社にも寄りたいし。
『っわ…』
突然後ろからミンソクが抱きついてきた。
ふわっと香ったミンソクの匂いにもドキドキする。
「なぁ、」
『…？』
「やり直そうよ、俺達」
跳ね上がる心臓。
このまま曖昧な関係でいいはずない、そう思っていたのは私だけじゃなかった。
だからミンソクは区切りを付けたかったんだ。そうでしょ？
『……』
「……」
前は、あんなにあんなに大好きだったはずなのに。
答えを出す覚悟が出来ない。
「…困らせてる？」
弱い弱いミンソクの声。
その声にさえ、答えてあげれないなんて。
「ゴメン」
ミンソクの腕に力が入って、更に距離が縮まる。
謝るのは私の方なのに。
「俺じゃダメかな？」
これ以上、揺らさないで。
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airi(プロフ) - 続編見れません（泣） (2014年11月20日 21時) (
レス) id: c79c1f2334 (このIDを非表示/違反報告)
LEI - 誰ぺんですか?それぞれ。 (2014年8月21日 13時) (レス) id: b703cfce1e (このIDを非表示/違反報告)
LEI - アンニョー。D.Oペンです。他には、B1A4[ゴンドゥル]TEENTOP[NIEL]2PM[テギョン]などなどです。チングに、なりませんか? (2014年8月21日 13時) (レス) id: b703cfce1e (このIDを非表示/違反報告)
あやきむ(プロフ) - pocoさん» あとがきは10分で出来ましたよｗｗｗ← グダグダですいません(;_;)ｗｗｗるぅちゃんにはこれからも盛り上げ隊長でいて、もらおうかな、と…..(ゴニョゴニョ)２ではドロドロ頑張りまーすっ＼(^o^)／ (2014年7月29日 20時) (レス) id: c304c77761 (このIDを非表示/違反報告)
あやきむ(プロフ) - 扇さん» ありがとうございます！！２ではもっと内容まとめられるようにします(;_;)ｗｗ (2014年7月29日 20時) (レス) id: c304c77761 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやきむ
| 作成日時：2014年5月22日 19時
