39.（あなた） ページ39
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雷の夜に一人でいるのが怖くて、ついついミンソクに甘えてしまった。
「とりあえずそのままシャワー浴びなよ。風邪引いちゃうから」
雨でビショビショになったまま部屋の中に入るのは…と躊躇っていたら、奥にいたミンソクが振り返る。
「いいよ濡らしたって。Aなら気にしないし」
『でも…』
「ここまで来たのに部屋に入らない方が困るから」
私からカバンを奪うと、浴室を指差す。
ここまでされたら、もうミンソクの言葉に甘えるしかない。
なるべくフローリングを濡らさないようにハンカチで体を軽く拭いていると、ミンソクにその手を止められた。
「大丈夫だって。早くシャワー行けよ」
急に見せる男の顔。
この後の事が予測出来て、まともにミンソクの顔が見れない。
…って、こんな事考えてるのが私だけだったら恥ずかしいじゃん。
普通にしよう、普通に普通に。
『シャワー借りるね』
「おう」
男の人の家。しかも、元彼。
普通にしようっても緊張しないわけない。だから、どうしてミンソクがあんなに余裕なのか分からない。
雨で濡れてビショビショになったスーツが肌にくっついて気持ち悪いから、一気に脱いだ。
さっきギョンスくんに掴まれた手首にまだ感覚が残ってる。
私をそういう女だと思ってるから、簡単にやれるって思ったとか？
だからあの時は無表情で、私には感情が無さそうで。
それが心にチクチク刺さって、なんだか辛くて。
どうしてこうもギョンスくんを意識してしまうんだろ。
まさか、好き、とか？
『……でも後輩だし』
好きじゃない。違う違う。ちょっと気持ちが盛り上がってるだけ。落ち着いて。
気分を変える為に浴室に入ろうとしたら、ドアをノックする音が聞こえた。
え、まさか、入ってこないよね？
「A、着替えとタオル、ドアの前置いとく」
ミンソクの声。
そういえば着替えもタオルも持たないまま全部脱いでしまったことに今気づいた。
『ありがと！』
「んー。ゆっくり温まれよー」
優しいミンソクの声に胸がキュンとする。
恋っていうのは、こういう事を言うんだ。
キュンとして、ギューッて締め付けられて、ミンソクの事を考えると心臓が忙しい。
だけどミンソクとまたヨリを戻す、っていうのはどうしても抵抗がある。
一度失敗してるからそれが怖くて、また傷付きたくなくて、ミンソクの気持ちを知ってしまったけど、受け入れるまでには時間がかかりそうで。
なんて、家に来てるのに今更すぎる話だよね。
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airi(プロフ) - 続編見れません（泣） (2014年11月20日 21時) (
レス) id: c79c1f2334 (このIDを非表示/違反報告)
LEI - 誰ぺんですか?それぞれ。 (2014年8月21日 13時) (レス) id: b703cfce1e (このIDを非表示/違反報告)
LEI - アンニョー。D.Oペンです。他には、B1A4[ゴンドゥル]TEENTOP[NIEL]2PM[テギョン]などなどです。チングに、なりませんか? (2014年8月21日 13時) (レス) id: b703cfce1e (このIDを非表示/違反報告)
あやきむ(プロフ) - pocoさん» あとがきは10分で出来ましたよｗｗｗ← グダグダですいません(;_;)ｗｗｗるぅちゃんにはこれからも盛り上げ隊長でいて、もらおうかな、と…..(ゴニョゴニョ)２ではドロドロ頑張りまーすっ＼(^o^)／ (2014年7月29日 20時) (レス) id: c304c77761 (このIDを非表示/違反報告)
あやきむ(プロフ) - 扇さん» ありがとうございます！！２ではもっと内容まとめられるようにします(;_;)ｗｗ (2014年7月29日 20時) (レス) id: c304c77761 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやきむ
| 作成日時：2014年5月22日 19時
