31.（あなた） ページ31
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こんな展開になるなんて思ってもみなかった。
私の服にそっとミンソクの手がかかる。
「…なんか、あれだな」
『ん？あれって？』
手がかかったと思ったらすぐ離れて、その手が行き先に困ってるのが見えた。
「Aとまたこんな風になるなんて、つか…」
頭を掻いて視線を外すのは、照れてる証拠。だから、その癖は覚えてるよ。
どんな流れでホテルまで来たかなんて覚えてない。
でももう頭がパンクしそうで、何も考えられなくなって、ミンソクの後ろについてきて、そのまま今に至る。
「俺、さ…」
またゆっくりミンソクの顔が近づいてくる。
反射的に体が後ろに仰け反ったのを、ミンソクの手が支えた。
「やっぱまだ、好きなのかも」
最初は軽く触れるだけのキス。
だけど、だんだん深いキスに変わって、激しくなっていく。
『はっ…苦し…』
肩を押し返したらすぐに唇は離れて、切なそうに私を見つめる。
その揺れる瞳が私を捉えると、体がまたどんどん熱くなっていく。
そのままベッドに倒されて、ミンソクの指が私の体に触れた。
好きなのかも、なんて言われて何も返せない私。
なのにこうやって抱かれようとしてるのは、ずるい証拠。
あの頃より、ミンソクは大人になった。
童顔だからまだ幼さが残ってるけど、時折見せる表情は男らしくて凛々しい。
『ミンソク…』
「ん？」
私の肌に触れながら返事をするミンソクの声は優しい。
その優しさにもう一度甘えて良いのかな。
『…何でもない』
真っ直ぐに顔を見れないのは、恥ずかしさもあるけど、きっとそれだけじゃない。
心に引っかかるそれは今は忘れたいのに。さっきからずっと引っかかって取れない。
「辛かったら言えよ？」
『んっ…』
「やっぱダメ、とか無しな？」
ミンソクの手が服の中に入り、素肌に触れた。
ゆっくり上がってくる手の感触とは真逆で、私の鼓動はどんどん速くなる。
『っん…ん…』
ミンソクの動きに合わせるように、私の声も漏れる。
触れられた部分がジワジワと熱くなって、ミンソクの指一本一本を感じていた。
頭の中の考えとは正反対で、体はちゃんと受け入れていて。
距離が縮まって下腹部の刺激に慣れた頃には、それはしっかりと快感に変わっていて。
優しく優しく大切そうに私を抱きしめるミンソク。
こういう関係って、もしかしたら部長の時と変わらないんじゃないか。
そう頭を過った時に思い出したのはあの人の顔。
結局私は同じことを繰り返してるんだ。
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airi(プロフ) - 続編見れません（泣） (2014年11月20日 21時) (
レス) id: c79c1f2334 (このIDを非表示/違反報告)
LEI - 誰ぺんですか?それぞれ。 (2014年8月21日 13時) (レス) id: b703cfce1e (このIDを非表示/違反報告)
LEI - アンニョー。D.Oペンです。他には、B1A4[ゴンドゥル]TEENTOP[NIEL]2PM[テギョン]などなどです。チングに、なりませんか? (2014年8月21日 13時) (レス) id: b703cfce1e (このIDを非表示/違反報告)
あやきむ(プロフ) - pocoさん» あとがきは10分で出来ましたよｗｗｗ← グダグダですいません(;_;)ｗｗｗるぅちゃんにはこれからも盛り上げ隊長でいて、もらおうかな、と…..(ゴニョゴニョ)２ではドロドロ頑張りまーすっ＼(^o^)／ (2014年7月29日 20時) (レス) id: c304c77761 (このIDを非表示/違反報告)
あやきむ(プロフ) - 扇さん» ありがとうございます！！２ではもっと内容まとめられるようにします(;_;)ｗｗ (2014年7月29日 20時) (レス) id: c304c77761 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやきむ
| 作成日時：2014年5月22日 19時
