26.（あなた） ページ26
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賑やかな家族連れが目の前を通り、
仲が良さそうなカップルが目の前を通り、
キャハハハと笑いながら楽しそうに団体が通り、
そんな中、私は一人ポツンとゲート前に立っている。
時計を見ると、時刻は12:30。
遅れるにしても連絡が無いのは…どうなの？
もしかして、事故にあったとか…？
途端に胸騒ぎがした。
どうしよう、とりあえず連絡…！！
焦って携帯を取り出して、少し顔を上げた瞬間、
見覚えがある姿が、ゲートの近くで待ちぼうけしてるのが見えた。
『…えっ』
私の視線に気付いたのかあちらを私を見つけて目を見開いた。
「え、A…？」
驚きすぎて動けなくなった私に、スタスタと近寄ってきたミンソク。
いつめのスーツとは違って、ラフな服装。
「偶然。なに？デート？」
『ま、まさかっ！』
まさか、なんて。嘘でもデートです、って言えばこの場を逃げ切れたかもしれないのに。馬鹿正直の私に呆れる。
『ミンソクこそ…誰と来たの？』
「いや、ルハンに無理矢理誘われてさ。渋々来たってのにあいつ遅刻」
『ル、ルハンくん！！私もルハンくん！！』
二人の頭上に、同時にハテナが浮かんだ。
どういうこと？三人で来る予定だったってこと？あれ、でもペアチケットって…
「もしもし！ルハン！」
いつの間にかミンソクはルハンくんに電話をかけていた。
眉間に皺を寄せてルハンくんの話を聞いている様子は、どう見ても怒ってる。
私も何の連絡もなく遅刻されてるしな、でも、ルハンくんにもきっと理由があって…
どうしようと迷ってるうちに電話が終わっていて、ミンソクはベンチに座り出した。
手招きで私を呼ぶから、少し間を空けて隣に座る。
「チケット」
『チケット？』
「ルハンから渡されたチケット。貸して」
疑問を抱きながらも、カバンにしまっていたチケットを取り出す。
それを受け取ったミンソクはジーっと眺めてから、私の顔を見た。
「一緒に入る？」
『っぇえ！？』
「あいつ腹痛くて動けないんだと。だから今日は来れないってさ」
『そ、そうなんだ』
それなら仕方ないかな…いやでも、ミンソクと二人でなんて、その、なんて言うか…
「それともせっかくのオシャレはルハンに見せたかった？」
『そういうわけじゃ…』
「本当にタダみたいだし。Aが良かったら」
ね？と私に聞いてくるミンソクの顔を直視出来ない。
でも、何度も首を縦に振っていた私の行動は、そういう事なんだろう。
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airi(プロフ) - 続編見れません（泣） (2014年11月20日 21時) (
レス) id: c79c1f2334 (このIDを非表示/違反報告)
LEI - 誰ぺんですか?それぞれ。 (2014年8月21日 13時) (レス) id: b703cfce1e (このIDを非表示/違反報告)
LEI - アンニョー。D.Oペンです。他には、B1A4[ゴンドゥル]TEENTOP[NIEL]2PM[テギョン]などなどです。チングに、なりませんか? (2014年8月21日 13時) (レス) id: b703cfce1e (このIDを非表示/違反報告)
あやきむ(プロフ) - pocoさん» あとがきは10分で出来ましたよｗｗｗ← グダグダですいません(;_;)ｗｗｗるぅちゃんにはこれからも盛り上げ隊長でいて、もらおうかな、と…..(ゴニョゴニョ)２ではドロドロ頑張りまーすっ＼(^o^)／ (2014年7月29日 20時) (レス) id: c304c77761 (このIDを非表示/違反報告)
あやきむ(プロフ) - 扇さん» ありがとうございます！！２ではもっと内容まとめられるようにします(;_;)ｗｗ (2014年7月29日 20時) (レス) id: c304c77761 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやきむ
| 作成日時：2014年5月22日 19時
