25.（あなた） ページ25
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［もしもし、Aさん！］
『……』
見慣れない番号だなって思ったら、相手はなんとルハンくん。
誰から聞いたんだろう、って考える間も無く犯人は分かった。
レイくんがこっちを見てるから。
何で勝手なことするかな…まったく。
後で叱っておこう。
［あれ、聞こえてない？もしもーーっし！］
『ルハンくん、仕事中じゃないの？』
私がそう言えば、隣のギョンスくんがチラッとこちらを見た。
まるで、あなたも仕事中でしょ？って訴えるような視線。
［ちょっと出てこれる？］
『いや、だから仕事中…』
［一瞬！一瞬だけ！てゆか今扉の前にいるから来てくれなきゃ困る］
『へ？』
扉の前、って言うのはこの部屋の扉の前？
電話を繋いだまま、ばれないようにこっそり席を立つ。
するとギョンスくんが、無言でメモを渡してきた。
『？』
ー分からない所があるので、戻ったら教えてください。ー
カタカタと順調にキーボードを打つ姿を見ていると、分からない所があるのか逆に教えてもらいたい。
何度か頷いたのをギョンスくんが見ていたか分からないけど、急いでルハンくんがいるであろう部屋のドアへ向かった。
ガチャッ
「あ、来た！」
壁に寄りかかっていたルハンくんは、
私を見て笑顔に変わった。
いつ見ても綺麗な顔だから、自然と彼に視線が集まっているのも感じとれる。
あんまり一緒にいると、また変な噂立っちゃうかな…。
『手短に！』
「えー、冷たい！」
『冷たいって、だから仕事中…』
はい、とコーヒーの缶を渡され、ニコッと笑うルハンくん。これは作戦なのだろうか。
『あ、ありがとう…』
「実はさ、友達に遊園地のタダ券貰っちゃって。しかもペア！」
ジャジャーンっと効果音付きで見せられた二枚のチケット。
『うん…それで？』
「今週の土曜日までなんだよね〜これ。紙くずにしたらもったいないじゃん？」
『そうだね』
「どうよ」
『ん？』
「行こう」
押し出すようにチケットを私に向けてくる。
『私じゃなくても…ルハンくんと行きたい人はきっと他に沢山いるんじゃ…』
「Aさん、ここのキャラクター好きって聞いたんだけど」
『誰に』
「レイ」
やっぱり。
そんな事言った事も無いし、レイくんが言うことを真に受けるルハンくんもルハンくん。
「とにかく土曜12時に入場ゲート待ち合わせね！はいじゃあ引き続き仕事頑張りましょう」
無理矢理私にチケットを預けると、颯爽と去って行った。
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airi(プロフ) - 続編見れません（泣） (2014年11月20日 21時) (
レス) id: c79c1f2334 (このIDを非表示/違反報告)
LEI - 誰ぺんですか?それぞれ。 (2014年8月21日 13時) (レス) id: b703cfce1e (このIDを非表示/違反報告)
LEI - アンニョー。D.Oペンです。他には、B1A4[ゴンドゥル]TEENTOP[NIEL]2PM[テギョン]などなどです。チングに、なりませんか? (2014年8月21日 13時) (レス) id: b703cfce1e (このIDを非表示/違反報告)
あやきむ(プロフ) - pocoさん» あとがきは10分で出来ましたよｗｗｗ← グダグダですいません(;_;)ｗｗｗるぅちゃんにはこれからも盛り上げ隊長でいて、もらおうかな、と…..(ゴニョゴニョ)２ではドロドロ頑張りまーすっ＼(^o^)／ (2014年7月29日 20時) (レス) id: c304c77761 (このIDを非表示/違反報告)
あやきむ(プロフ) - 扇さん» ありがとうございます！！２ではもっと内容まとめられるようにします(;_;)ｗｗ (2014年7月29日 20時) (レス) id: c304c77761 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやきむ
| 作成日時：2014年5月22日 19時
