24.（ギョンス） ページ24
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見慣れすぎた扉を押して、ゆっくりと店内に入る。
「いらっしゃいま…あ！ギョンスヒョン！」
真っ白なワイシャツに黒いエプロンをしたセフナが、カウンターを超えてこちらにやってきた。
「ジョンイニヒョーーン！！ギョンスヒョンが来たー！！」
「セフナ声大きい」
他にもお客さんいるでしょ？って僕が注意したら、ニヘラッと笑ったセフナ。
反省してないな。
奥からガタンガタンと音がして、慌ただしく出てきたのはジョンイナ。
「久しぶり、ジョンイナ」
「ヒョン！今日休み？」
「うん、休み」
邪魔にならないように奥のテーブルに座ると、ジョンイナが素早く水を出してきてくれた。
うんうん、僕の教育がちゃんと行き届いてるみたいだ。
セフナは堂々と僕の前の席に座って、僕がメニューを決めるのを待っている。
「座るな、立て」
「ヒョンが決めたら立ちますよー」
生意気なやつ。
僕が好きだったセットメニューを指差すと、それだけ？と言う目で見てくる。
「…じゃあこれも」
デザートなんて食べるつもり無かったのに、チーズケーキまで頼んでしまった。
満開の笑顔を見せて、嬉しそうにカウンターの中に戻って行った。
こんなやり方は教えてなかったつもりだが。
今日は二人かな。それでお店が回ってるから二人は随分と成長したもんだ。
「…あ、ギョンスヒョォ〜ン」
なぜかセフナが戻ってきた。
しかも、ニヤニヤしながら。
「ベッキョニヒョンに聞きましたよ！ギョンスヒョンが気になってる女性がいるって！」
「はぁっ！！？」
ハッとして口を押さえる。
隣のテーブルの人がこちらを見たから、軽く会釈をしながら謝った。
そんな俺を大笑いしたいのか、セフナも口を押さえながらプルプル震えている。
「そんな人はいない。忘れろ」
「えぇ〜？教育係の先輩で？美人で？よく男性社員にも声かけられてて？」
「ベラベラ喋りやがってあいつ…。何とも思ってない。ただの先輩」
「じゃあ僕に紹介してくださ「それは駄目だ」
「えー！！」
ベッキョンの野郎……会社で会ったら覚えときやがれ。
「でも、確かギョンスヒョンって」
ジョンイナが身を乗り出して会話に混ざってきたから、僕は反射的に視線を向けた。
それ以上言うな、と目で訴えたのが伝わったみたいで、ジョンイナは口を噤む。
「え？何ですか？」
「何でもないよ」
僕があの人を気になってるなんて、あるわけない。
教育係だから、ほっとけないだけなんだってば。
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airi(プロフ) - 続編見れません（泣） (2014年11月20日 21時) (
レス) id: c79c1f2334 (このIDを非表示/違反報告)
LEI - 誰ぺんですか?それぞれ。 (2014年8月21日 13時) (レス) id: b703cfce1e (このIDを非表示/違反報告)
LEI - アンニョー。D.Oペンです。他には、B1A4[ゴンドゥル]TEENTOP[NIEL]2PM[テギョン]などなどです。チングに、なりませんか? (2014年8月21日 13時) (レス) id: b703cfce1e (このIDを非表示/違反報告)
あやきむ(プロフ) - pocoさん» あとがきは10分で出来ましたよｗｗｗ← グダグダですいません(;_;)ｗｗｗるぅちゃんにはこれからも盛り上げ隊長でいて、もらおうかな、と…..(ゴニョゴニョ)２ではドロドロ頑張りまーすっ＼(^o^)／ (2014年7月29日 20時) (レス) id: c304c77761 (このIDを非表示/違反報告)
あやきむ(プロフ) - 扇さん» ありがとうございます！！２ではもっと内容まとめられるようにします(;_;)ｗｗ (2014年7月29日 20時) (レス) id: c304c77761 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやきむ
| 作成日時：2014年5月22日 19時
