19.（ギョンス） ページ19
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朝からボーッとしてるA先輩。
気になってたけど、そっとしてあげていた。
そしたらいつの間にか僕の席はミナ先輩に奪われていた。
「ごめんギョンスくん、今日だけそっちの席使って！」
「え？あ、はい…って、え？」
状況を理解出来るわけもなく、言われた通りベッキョンの隣に座る。
哀れな目で僕を見るベッキョンの顔になんかちょっと腹が立った。
まぁ、いいか。僕が仕事をサボってるわけじゃないし。
こっそり二人の会話に耳を澄ますと、どうやら深刻な話をしている。
吹っ切れてないなら、ヨリを戻すなら、どうたらこうたら、
気になってない、けど、そんな風にすぐ脇で話されたら逆に気になってしまう、ていうか…
「何の話か聞こえる？」
ベッキョンがこっそり僕に聞いてきた。
「聞こえない」
「嘘だろ、場所変われよ」
「盗み聞きなんてタチ悪いぞベッキョン」
って、どの口が言うんだどの口が。
さっきから耳がダンボになってるんじゃないかと思うくらい、先輩達の話を聞こうとしてる僕がいる。
だって全部が聞こえてくるわけではないけど、たまに男の名前も聞こえてくるし、また先輩は何かやらかしたのかと思うと気になるっていうか…
なんだ、僕は結局気になってるのか。
「Aちゃーん、ルハンが呼んでるよー」
席から入口を指差しながらA先輩を呼んでいるのはレイ先輩。
僕達四人が同時にそっちを見たので、ちょっと気まずくなった。
『え？ルハンくん？何で？』
A先輩は急いで事務室を出て行った。
いつの間に結局仲良くなったのか、あの人と。
見た目も悪くないし、きっと中身も出来た人なんだろう。だから男が苦手とか言ってたA先輩も気軽に話せるんだろう。
でも僕は傘だって貸したし差し入れまでしたのに、まだ一線置かれてる。
睨むように二人を見ていたら、振り返ったベッキョンと目があった。
僕の表情を見られてしまったみたいで、途端に口元がニヤついている。
「…何だよ」
「いや〜？なるほどな〜って笑」
「何が」
「別に〜？」
ニヤニヤした憎たらしい顔をしながら、肘で僕を小突いたベッキョン。
反撃に小突き返してやった。
いいから早く僕の席を返してくれ。
「はいきた、ギョンスの貧乏ゆすり」
突然僕の指を掴んだベッキョン。
「焦ってる時とかすぐやるよな。わっかりやすー」
「焦ってなんかないけど」
「はいはい」
席のせいか、先輩のせいか、なかなか落ち着かない一日だった。
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airi(プロフ) - 続編見れません（泣） (2014年11月20日 21時) (
レス) id: c79c1f2334 (このIDを非表示/違反報告)
LEI - 誰ぺんですか?それぞれ。 (2014年8月21日 13時) (レス) id: b703cfce1e (このIDを非表示/違反報告)
LEI - アンニョー。D.Oペンです。他には、B1A4[ゴンドゥル]TEENTOP[NIEL]2PM[テギョン]などなどです。チングに、なりませんか? (2014年8月21日 13時) (レス) id: b703cfce1e (このIDを非表示/違反報告)
あやきむ(プロフ) - pocoさん» あとがきは10分で出来ましたよｗｗｗ← グダグダですいません(;_;)ｗｗｗるぅちゃんにはこれからも盛り上げ隊長でいて、もらおうかな、と…..(ゴニョゴニョ)２ではドロドロ頑張りまーすっ＼(^o^)／ (2014年7月29日 20時) (レス) id: c304c77761 (このIDを非表示/違反報告)
あやきむ(プロフ) - 扇さん» ありがとうございます！！２ではもっと内容まとめられるようにします(;_;)ｗｗ (2014年7月29日 20時) (レス) id: c304c77761 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやきむ
| 作成日時：2014年5月22日 19時
