16.（あなた） ページ16
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あの日のギョンスくんがかっこ良く見えた。
でもきっと吊り橋効果に違いない。
それよりあんなに見るも無残な姿を見られてしまって、ドキドキより恥ずかしさの方が勝っている。
「おはようございます」
何事も無かったように、私の隣の席に座るギョンスくん。
『お、おはよ…』
目も合わせてくれない。やっぱり嫌われちゃったか。
寂しさやショックからギョンスくんを見るのをやめて、パソコンを立ち上げた。
言ってる事とやってる事が違いすぎるよね、私。
ガサッ
すぐ脇で音がしてそっちを見ると、まるで私とギョンスくんの間に壁を作るように何やら紙袋が置かれてある。
朝ごはんかな？にしてもこんな置き方って…。
「コーヒーとパンです」
『…ん？』
「差し入れです」
『んん…？』
いきなり何？不思議がってる私を見ようともせず、パンを頬張るギョンスくん。
「そこのカフェ、気になってたじゃないですか」
『え？…あ！』
紙袋には見覚えがあるロゴ。ギョンスくんがバイトしてたっていうカフェだ。でも何で？
「朝顔出しに寄ったら店長がおまけにくれたんです。良かったら」
『あ、ありがとう…いただきます』
覚えててくれたんだ。
嬉しくて、心臓がギューっと締め付けられる感じ。
え、待ってよ、これって…
「ギョンスおはよー！あ、何食ってんの？俺にもちょーだい？」
「お前の分は無い」
え、ここにあるじゃん、って心の中で突っ込んでみたけど、ベッキョンくんにあげないって事は私のためにわざわざ…ってところにまたキュンとする。
…え、だから、だから！！
私どうしちゃったんだろ、こんなにギョンスくんにドキドキしてるなんて。
ベッキョンくんに見つかる前に、紙袋をカバンの脇に移動させた。
「A！」
それと同時に名前を呼ばれたせいで、驚いて紙袋を倒しかけた。
『ミナ！お、お、おはよ！』
「おはよ。ねぇあの話マジ？」
あの話、と言うのは、もちろんあの話。あの後気持ちが落ち着いてからミナに電話で全てを話した。
すぐに気持ちの切り替えなんて出来ないけど、あの時ギョンスくんが追いかけてきてくれなかったらきっと私まだ…
…って、何でまたギョンスくん！！
おかしい、どうしてこんなに頭の中がギョンスくんなの！？
「まぁ、あれじゃん？やっぱそんなレベルの男だったんだよ！気分転換しよ！飲みに行こ！あ、ほらルハンくんも一緒さ！」
『…うん笑』
この気持ちは場の雰囲気に飲まれたせいだ、と思いたい。
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airi(プロフ) - 続編見れません（泣） (2014年11月20日 21時) (
レス) id: c79c1f2334 (このIDを非表示/違反報告)
LEI - 誰ぺんですか?それぞれ。 (2014年8月21日 13時) (レス) id: b703cfce1e (このIDを非表示/違反報告)
LEI - アンニョー。D.Oペンです。他には、B1A4[ゴンドゥル]TEENTOP[NIEL]2PM[テギョン]などなどです。チングに、なりませんか? (2014年8月21日 13時) (レス) id: b703cfce1e (このIDを非表示/違反報告)
あやきむ(プロフ) - pocoさん» あとがきは10分で出来ましたよｗｗｗ← グダグダですいません(;_;)ｗｗｗるぅちゃんにはこれからも盛り上げ隊長でいて、もらおうかな、と…..(ゴニョゴニョ)２ではドロドロ頑張りまーすっ＼(^o^)／ (2014年7月29日 20時) (レス) id: c304c77761 (このIDを非表示/違反報告)
あやきむ(プロフ) - 扇さん» ありがとうございます！！２ではもっと内容まとめられるようにします(;_;)ｗｗ (2014年7月29日 20時) (レス) id: c304c77761 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやきむ
| 作成日時：2014年5月22日 19時
